Tuesday, October 31, 2006

お詫びとお辞儀の仕方

日本人にとってお詫びとは、単に弁償することではなく、誠意ある対応をすることである。そのためには、いかに深く反省しているかということを身体の動きで表現しなければならない。お詫びにお辞儀は不可欠な要素だが、大切なのは、下に向かって力を抜くこと。上半身の力を抜いて、深々と頭を下げる動きには、相手の怒りを鎮める力がある

お辞儀にも目線や傾け方により、意味が異なる。適切なお辞儀を使いわけよう。首だけの挨拶、あごを突き出した挨拶はNG!
会釈・・・軽いお辞儀約15度ほど体を前に倒し、視線は1.5メートルのところに落とす。(人とすれ違う、お茶を出す、人の前を通る時に使う軽いお辞儀の仕方)
敬礼・・・一般的なお辞儀約30度ほど体を倒し、視線は60センチ先に落とす。(出社や退社、応接室への出入り、上司の指示をうけたときなどに使用する)
最敬礼・・・最も丁寧なお辞儀約45度ほど体を前に倒し、視線は自分の足元をみる。(深い感謝、謝罪の気持ちを伝える、無理を頼む、紹介を受けたときなどに使用する)

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