Wednesday, November 01, 2006

受験は平等を期さないといけない

必修科目未履修の件、カリキュラムに沿って教えた学校と教わった生徒さんが実際に居る訳なのだから、現時点ではその平等をセンター試験や大学の入学試験に置くべきではないだろうか。大人からしてみたら今回の不利を長い目で見ることはできても、受験を控えている生徒さんらは今も受験に対して必死なのである。それは最低限、理解してあげなければならない。
正しい者らが不利を受けるといったことは絶対にあってはならない。一方では、カリキュラムに則(のっと)った、受験と直接に関係のない授業を今もちゃんと受けていて、他方では、入試までの間は受験に関係のある授業ばかりを受け、入試後に未履修分を補習で済まそうというのは明らかに公平ではない。もし、救済措置をとるのであれば、そういった正しき者らに決してマイナスにならないような大々的な措置をとるべきであると思う。与党はこの救済措置に対しても、選挙に勝つための計算を入れるのか。国民から選ばれている政治家がそういう考えだから、世の中に歪(ひず)みが数多く存在するのだ。未履修0の熊本県(の票)を捨てたのだと言われても仕方がない。

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