Wednesday, November 22, 2006

ゴールドマン・サックス離脱

今日の日経に、携帯会社C社が11月末に完了する予定の携帯電話事業の証券化による資金調達で、主幹事の1社だったゴールドマン・サックス証券が離脱したことがわかった、とあった。外資の投資に対するシビアさは私でも承知していることで、今回はゴールドマン・サックスがC社の携帯電話事業に見切りを付けたとの解釈で良いのだろうか。
投資と投機、似たような言葉ではあるが、意味は微妙に異なる。株式市場に本来あるべきなのが前者の投資である。しかしながら、近頃ではデイトレーダーといった者たちが増え、上場した株式を分刻み、秒刻みで売買している。だが、私からすれば、そういったものは投資というものではなく、単なる投機に過ぎない。こういった投機が望みなのであれば、それは個人の自由であり、私ごときが口出ししてはいけないのだろう。しかし、投資ならぬ投機が最終的には投棄となり得ることを十分に覚悟しておかなければならない。何をしている企業なのか、経営者のビジョンはどうなのか、長い目で将来を展望できる企業への投資を心掛けたいものである。

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