今日の日経ネット
福島県知事選で民主、社民推薦候補が勝利したことで、民主党は国会運営で一段と対決姿勢を強める。与党は「知事選は国政選挙とは違う」(自民党幹部)と表向き冷静に受け止めるが、来夏の参院選に向けて戦略の練り直しを迫られる可能性もある。19日には与野党が全面対決する沖縄県知事選を控える。今国会会期が残り1カ月余りとなるなか、与野党の攻防が激しさを増しそうだ。安倍晋三首相は13日昼の政府・与党連絡会議で、就任後初の知事選での敗北について「残念な結果になった。与党一致結束していかねばならない」と述べた。勝利した民主党の鳩山由紀夫幹事長は12日夜、「組織に勝る与党推薦候補と対決し、戦いを制したことの意義は大きい。(来年の)統一地方選や参院選の勝利を目指す」との談話を発表した。(日経ネット 16:39)
海の向こう米国では与党の共和党が上院下院ともに破れ、与野党がまさに逆転した。力を力で、特に武力で捻じ伏せようといった共和党の姿勢は米国の民意によって否定された形だ。政権は民意によって時に交代しうる。それが本来あるべき政党政治の姿であり、民主政治だ。沖縄と言えば、瑠璃色の海に青い珊瑚礁といった自然の宝庫、点在する島々では沖縄民謡が流れ、時間(とき)がユッタリと流れる、国内でバカンスに行くならココ、と思えるところ。観光を主要産業としているであろう沖縄にとっては環境の保全が重要課題の一つであろう。温暖化の影響なのか、珊瑚が大発生のヒトデに食われていると聞く。自然の生態系を乱しているのが人類である以上、それを保全、管理していくのも人類の仕事であるはずだ。もう一つの重要課題は、基地問題だろうと私は思う。何か間違いが起これば、一番先に狙われるのが軍事基地だ。勿論、争い事自体を良しとしないが、その可能性は近隣に存在する。あの貴重な海を、自然をそんなことで汚されてはいけないのではないか。守るべき宝物。さて、いよいよ沖縄県知事選挙である。沖縄の県民の方々が沖縄の未来をどう考え、選挙でどういった意思表示をするのか、今回の選挙に対する沖縄の若い方々の参加姿勢についても併せて注目してみたい。
Monday, November 13, 2006
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