Friday, December 29, 2006

ひとりごとⅢ⑨

昨日の日経、「マンション 7%が強度不足の疑い~×□○・東京工業大学教授の話 
構造計算書の誤りと強度不足は建築士の能力不足と確認審査のチェックの甘さの表れだ。これまでの体制ではあり得ると思っていた。(前後省略)」

見て見ぬ振りとは、こういうことも含まれるのではないだろうか。私が思うに、大学教授というのは学生に対しては一人の教育者であり、またその道においては一人の学者、専門家であるはずだ。そういった立場上、強度不足の可能性があると判断、またはその疑念を抱(いだ)いた時点で関係省庁等に速(すみ)やかに助言するべきではなかったのか。いろいろな人の知恵が集まってこそ良い「ものづくり」ができ、人を幸せにできるのではないだろうか。

昨日の日経、「国立大 不正、厳しく対処~国立大学は2004年に法人化。優秀な研究者や優れた研究に国の研究費が手厚く配分されるようになる一方、社会に対する責任も重くなった。論文捏造(ろんぶんねつぞう)や実験データの改ざんは、税金の不正利用に直結。教員の不祥事(ふしょうじ)を甘い学内処分にとどめれば大学のイメージを損なうだけではなく、研究費を減らされるなど基盤が揺(ゆ)らぎかねない。(前後省略)」

大学に支給される国の研究費について、税金が遣(つか)われる点と教育の現場であるという点で、その責任の重さはここからではなく、最初から感じなければならなかったはずである。本来ならそれを監視していなければならないはずの政治家や官僚が一緒になって競(きそ)うように税金を無駄遣いしているのだからお手上げである。その点から民間によるチェック体制を考えないといけないのかもしれない。欲深き大学教授や政治家は京都・清水寺での修行が必修だ。話を戻して、この大学への研究費は研究の成果を厳しく精査した上での後払いにするべきである。研究の過程をチェックする機能が無いのだから、研究の成果そのもので評価するしかないだろう。繰り返すが、この原資は税金や国債発行で得た資金である。

今日の日経『いじめ「逃げてもいい」 フリースクールに救い~いじめからの救いを「学校外」に求めた子どもたちがいる。陰湿(いんしつ)な言葉の暴力が横行(おうこう)した教室の闇(やみ)や信頼できない先生。学校に背を向けざるを得ない子どもが「居場所」として向かった先のひとつはフリースクールだった。「絶望から抜け出すためには逃げてもいい」「学校だけが道じゃない」。自(みずか)らの経験から、苦しんでいる仲間にメッセージを送る。』

私も長く虐(いじ)められたから気持ちは良く解る。でも、私の時代よりも今の時代の方がより悪質なことは想像がつく。しかし、虐めの為に心が病(や)んでしまったり、学校の勉強が遅れてしまうことは何としても避けたい。このフリースクールは一時的な避難所(ひなんじょ)としては十分意味あるものと思うが、先を考えると何かもっと他に手はないかと考える。勉強さえまともにできなくなるような虐めに苦しむ子どもがどれくらい居るのかを市区町村・学年別で知りたい。もし、それなりの人数が集まるようであれば、通学が大変かもしれないが、市区町村・学年ごとに専門教室を作り、そこで正規のカリキュラムに沿った授業を受けられるようにしてはどうだろうか。傷ついた心のケアや今後の虐めに対する心構えも教える。これまでの虐めの手口を聞いて、その予防線を張ることも一つの手かもしれない。悩んだり泣いたりすることはあっても、子どもの頃の思い出は楽しいものだったと、そう思えるようにさせてやりたいと願うばかりである。

来年は亥(いのしし)年。「田・作物の神、無病息災(むびょうそくさい)※1」だそうで、十二支(じゅうにし)の一番最後の年となります。また、社会全般を見ても、いろいろな意味で大きな一年になりそうです。「終わり良ければすべて良し」

※1無病息災:病気をしないで健康でいること

皆様にとりまして、来たる年が穏(おだ)やかで、恵み多き年でありますよう、心よりお祈り致します。

ちなみに私は、どのような惑星にも惑(まど)わされることなく、心の趣(おもむ)くまま、「Face to Face」で過ごして参りたいと思います。来年も良かったら読んでやってください。「4946日経」もよろしく♪(⑩円暮れw)

それでは、良いお年を。

Thursday, December 28, 2006

ひとりごとⅢ⑧

今年は例年になく忙(せわ)しい師走(しわす)でごわす。12月28日、護持に夢中~♪
さて、今回は今週の日経記事から2点をPick up!

【CO2海底貯蓄へ答申案~中央環境審議会の専門委員会は26日、工場や発電所などから排出された二酸化炭素(CO2)を海底下の地層に封じ込める事業の実施を認める答申案をまとめた。事業は国の許可制とし、事業者は地中から漏れるCO2や環境影響を監視しながら実施することが必要だとしている。】

あれは確かNHKの番組だったろうか、大規模な地殻変動(ちかくへんどう)で何百メートルといった奥深い地中から隆起(りゅうき)したとされる地層を観た。私からするとこの事業は単なる隠蔽(いんぺい)のようなものに思えてならない。これが何かのきっかけで、万が一まとめて地表に出るようなことがあれば、地球全体が間違いなく多大な被害を被(こうむ)ることになるだろう。横須賀に入港している原子力空母のようなもので、物事に絶対は無い。最悪のシナリオをここで十分に考えておかないと、更なる悲劇が新たに生まれてしまうかもしれません。

【野菜の産地廃棄 卸値急落防ぎ生産者保護~『廃棄で出荷できなくなった量について交付金が支払われる。原資は半分が国費(税金と国債)、残り半分は生産者の積立金だ。』 『野菜は生鮮品で保存がききにくい。「漬物や飼料にする手もあるが、コストを考えると現実的ではない」(農水省野菜課)』】

どうにも腹が立つ。何が一番無駄なコストなのか、生産者の方々や己の脳に問いかける必要があるのではないだろうか。日本の農耕にはどれくらいの歴史と、進化があったのだろう。税金で倉庫の家賃をずっと払い続けている貯蔵米は今どこに・・・

PS.キ、キ、キタ━(゚д゚(゚д゚(゚д゚≡゚д゚)゚д゚)゚д゚)━ッッッ

【不正会計問題 日興、課徴金納付へ・・・】

何だろうか、この件は紙面の内容では終わらない何かを感じていた。次のトップは理系のシステム系出身者である。この難しい時代に心の均衡(きんこう)を保つことができるのだろうか。これだけ金融業界や株式市場への不信感が高まっている以上、上場廃止が妥当だと私は思います。必要な企業であると広く信任を得られれば、復活も可能でしょう。金融業界における淘汰(とうた)はこれからだ。

お金・・・大事なものであることに何も異論はないが、とても恐いものであることもまた事実である。金欲は人間が持つ欲の代表格であり、人によってはこの力によって、その人の意思さえもが動いてしまう。今のご時世では動かない人の方が珍しいのかもしれない。大学の研究費の不正受給や政治家による政治資金の不適切な処理など、教育や政治といった、本来、聖域であるべきなのにも拘(かかわ)らず、次から次へと黒い汚いものが湧いてくる。どうして政治家は国民の血税から出ている今の給与だけで満足できないのだろうか。企業等からの政治献金(せいじけんきん)や所属政党からの交付金、パーティー収入に止(とど)まらず、中にはヤミ献金やインサイダー取引といったものまであるのかもしれない。そんなに私欲を満たしたいのであれば、起業でもして思う存分に稼(かせ)げば良いと思う。適正(てきせい)な事業と適正なその決算、それに基(もと)づく適正な納税をしてさえすれば、誰も文句は言わないだろうに・・・

Wednesday, December 27, 2006

ひとりごとⅢ⑦

今日の日経、『脱談合の行方 採算割れ受注、収益圧迫 中堅・中小に淘汰(とうた)の波~~~「採算が悪くても工場の操業度を維持するために無理をして受注を取りにいっている」と某橋梁(ぼう・きょうりょう)会社社長。「合併・統合しても受注機会は増えず、意味がない。だから苦境になれば業界再編ではなく、淘汰が起こる」と専業メーカー首脳(しゅのう)。中堅・中小に淘汰の波が押し寄せる気配が高まっているのは建設業界も同じ。受注調整で公共工事を振り分けてきた談合システムがなくなれば、公正な入札が実施(じっし)され、競争に敗れた業者は淘汰される。』

○某建設会社の会社組織図を一部抜粋
 営業本部---営業企画部
           土木統括営業部
           建築統括営業部
           法人統括営業部
 技術本部---技術研究所
           土木エンジニアリング
           建築設計部
           構造設計部
           設備部
           機械技術部
 首都圏本部--事業推進室
           プロジェクト推進室
           CSセンター
           コストセンター
           安全環境品質部
           マンション事業部
           リニューアル事業部
           土木事業部
           建築事業部
           グループ事業部
           ○○支店
           △△支店
           □□支店
           ××支店
○建築工程
 基礎・・・転圧、捨てコン、底盤配筋、コンクリート打設、立ち上がり配筋、型枠取り外しなど
 フレーミング・・・土台、一階床・壁、二階床・壁、垂木、野地板など
 断熱・内壁・・・屋根断熱、サッシ、配線、屋根、吹きつけ断熱、ダクト配管、石膏ボードなど
 外装・造作・・・フローリング、軒天井、システムキッチン、ラス、モルタル、階段、タイルなど
 内装・住設・・・塗装、クロス下地、アンテナ、クロス(水道・セコム)、水回り設備、照明など
 仕上げ・・クリーニング、窓格子、検査、チェック、カーテンなど

私は談合だとか入札だとか良く解りません。解ろうともしてません。理由は簡単、面倒だからです。失礼かもしれないが、建設業は一番面倒な業種だと思うのです。「衣・食・住」の「住」の部分であることから、重要な業種の一つであることは間違いないのですが。もし、自分が家を建てるならば、自分の希望も取り入れてくれる設計者と、良い仕事をしてくれる大工さんや建設業者に依頼し、注文住宅にすると思います。そこで一番の問題となるであろう予算については、注文者・設計者・施工者(せこうしゃ)の3者で話し合えば良いと思うのです。おそらく自分の希望通りの家にしたいといった注文者の欲と、「ものづくりへのこだわり」を大事にしている施工者の意地とが予算をめぐって衝突(しょうとつ)することでしょう。そこは設計者の提案などで、両者間の妥協点を見出して貰うしかないと思います。注文者はマンションであれば不動産販売会社、公立学校の校舎であれば自治体。これらも個人の注文住宅と同じように考えれば簡単だと思うのです。地元で今まで良い仕事を積み上げてきた設計者や建設業者に注文者が相談に行く。良いものを安く造れば誰にも文句は言われないと思います。話が反(そ)れるようですが、知っている人が作ったトマトは安心して食べることができる。反対に作る側は顔が知られているものだから、下手なトマトは作れない。それと同じで、「地産地消」が建設業界においてもベストではないかと思います。無論、工事代金は地元に落とされる為、その経済的波及効果も期待できます。

上の建設会社の組織図と建築工程を見て考えてみました。この建築(建設)工程すべてを一つの企業で行えれば良いのではないかと。一つの建築(建設)工事の基礎から仕上げまでの工程の中に幾つもの下請け企業が入れば、その数だけ企業の社長さんをはじめとする経営陣などに高い報酬(給与)を払わなければならなくなり、結果、割高な予算になるか、手抜き工事になるかのどちらかだと思います。つまり、一つの建築(建設)工事に係わる企業は一社、経営陣も一組で、あとは設計者や現場の監督さん、職人さんにその他付随(ふずい)する業務に携(たずさ)わる人。これが良いものを安く造るための一番の方法ではないかと思います。でも、これって小学生でも考えそう(苦笑)今後、建設業界における数の調整は避けて通れません。そこで、大手の建設会社が優良な中小の下請け会社を吸収するか、地元の中小の建設会社と幾つかの中小の下請け会社とが多重合併するなど、先を見越した動きが活発にあっても良いのではないでしょうか。近い将来、淘汰されて生活に困るくらいならと、同業ながらも仕事内容の異なる他企業との間にそういった話し合いの場を設けてみてはいかがでしょう。また、場所が地方であれば、「衣・食・住」の「食」も選択肢の一つでしょう。自給自足に近い生活は食べる分には困らない。

Tuesday, December 26, 2006

ひとりごとⅢ⑥

今年も残すところ1週間を斬りました。この一年、本当にいろいろなことがありました。競馬界においては、こと競馬ファンにとってはディープインパクトの引退が一番大きなニュースだったようですが、私にとっての一番大きなニュースはそれとはまた別のものでした。

ディープインパクトは、2004年にデビューすると、無敗で2005年の皐月賞、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞に勝利し、ナリタブライアン以来11年ぶり、21世紀に入ってからは初めての牡馬クラシック3冠を達成した。なお、デビューから無敗での三冠制覇はシンボリルドルフ以来21年ぶりの快挙であった。同年の有馬記念では2着だったものの、翌2006年も活躍を続け、天皇賞(春)、宝塚記念を勝利する。この後に海外遠征を挙行し、仏国・凱旋門賞に出走するが、不可解な結果に終わる(失格)。帰国後はジャパンカップと有馬記念に勝利し、シンボリルドルフとテイエムオペラオーに並ぶ中央競馬GⅠ7勝を上げて同年に引退した。

父:サンデーサイレンス (米国産、輸入種牡馬)
 父:ヘイロー (米国産)
 母:ウィッシングウェル (米国産)
母:ウインドインハーヘア (愛国産、輸入繁殖馬)
 父:アルザオ (欧州産?)
 母:バラクリアー (欧州産?)

何気にディープインパクトって、在日外国産馬の間に生まれたハーフ君だったんですね。今まであまり深く考えなかったことですが。
ちなみにアタシは下町ではないものの、生まれも育ちも東京の、江戸っ子でありんす。

   アウトサイダー」でも構わない。
       ↑      映画も観たし、「それが僕の生きる道」、ならばね。
       ↓      
「競馬が教えてくれたもの」・・・

Sunday, December 24, 2006

ひとりごとⅢ⑤

今日はイヴ。あのイエス様のご生誕前夜祭でしたでしょうか・・・、いつまでもこの世の中が平和であるますようにと願いながら、大事な人たちと過ごす特別な日。世界中の一つでも多くの街や家庭が幸せな笑顔で溢れることを心よりお祈りしています。

しかし、今年もあと僅かだというのに、新聞やニュースでは相変わらず良からぬ話題に事欠きません。

『青酸カリ60㌘工場から盗難』~「警察は窃盗(せっとう)事件として捜査している。数百人の致死量に相当するという。」~果たしてこの事件を窃盗事件と呼ぶべきなのでしょうか。金庫から盗まれた物は現金や宝石とは違い、テロ行為にも使用されかねない危険な毒物です。次元が違い過ぎると思いませんか。

『米産牛肉からダイオキシン 韓国で検出』~もう何とも言えません。買物の時はやや高めでも、現時点では国産を選ぶしかないようですね。日本の生産者の方々に期待致します。

『早大が研究費返還』~「○△□※教授による国の研究費不正受給問題で、文科省と経産省は22日、早大に対して研究費の返還を求めると発表した。早大は同日、不正利用と断定できなかった分や利息分も含め、2億2,615万円を返還した。(中略)」~この国の研究費というのは、元が国民の税金であったような気がします。支給する国側はともかくとして、受給する大学側もそれを全く考えていないと判断するしかありません。大学と言えば、大阪大学大学院の○△□☆教授が政府税調を辞任されました。お相手の方はともかく、本妻さんやその他のご家族が気の毒に思います。大学教授も十人十色なんでしょうけれど、教育や政治に携(たずさ)わる者として多少の自制心は必要だと思います。名誉教授という肩書きを聞くことがありますが、ここは悲しいかな「不名誉教授」と呼ばれても仕方ないのでしょう。引責辞任と言えば、日興コーディアルグループの会長と社長が同社の不正会計処理の責任を取って辞任されました。こちらの方は決断が早かったようです。きっとドーパミンがよく働いたのでしょう。ご自分のドーパミンの働きに心配があると思われる方、お近くの脳科学者や精神科医、心療内科医等にご相談されることをお薦め致します。

今年いろいろと気苦労されたであろう受験生の方々は、入学試験を目前に控えているため、なかなかクリスマス気分になれないかもしれません。でも、あともう少しですから、風邪をひかないように気を付けながら、今は勉強を頑張って下さい。そして、来年は一人でも多くの方が、それぞれの記念日を幸せな気持ちで迎えられますよう、今一度お祈り致します。

Merry Xmas

Friday, December 22, 2006

ひとりごとⅢ④

真っ赤に熟れたトマトはとっても美味しい。何でも旬を迎えた食べ物は美味しいし、その栄養価も季節外れのものと比べて高いという話。今ではハウス栽培のおかげでスーパーや八百屋さんで何時でも目にすることができます。今のはどうだか分りませんが、昔に食べた記憶だと、ハウス物は中身がカシュカシュしていたように思います。包丁で半分に切ると、その包丁にトマトの果肉のカシュカシュがくっついてくる・・・、何となく伝わりませんかね。そのカシュカシュはトマトジュースを飲んだあとのグラスの表面に付着してくるような、ちょっとスイカの果肉にも似た・・・、何となく伝わりませんかね。やはり、外でお日様の光をたっぷりと浴び(光合成)、朝晩と日中との寒暖の差の中で、生きる力を存分に発揮して付けた、その熟れたトマトの実が一番美味しいのではないかと思う。

さて、我々ヒトの場合はどうだろうか。ヒトの温室栽培なんて有り得ないだろうが、それに似た環境は実際有るのではないだろうか。経済的、社会的に恵まれた環境で生まれ育った人も居れば、それと相対する環境で生まれ育った人もいる。もし、この両者の潜在的に持つ物が同じだとして、それぞれがいい大人になったとき、両者の違いはどう出るだろうか。これより前者を「温室(おんしつ)くん」、後者を「自然物(しぜんもの)くん」と呼ぶ。

さてさて、温室くんは地元で常にチヤホヤされ、小学校において虐(いじ)めることはあっても、虐められることは一切無かった。それに対し自然物くんは、いつも綻(ほころ)びた服を着ていたものだから、小学校で「虫食い野郎」と呼ばれては虐められた。でも、自然物くんは歯を食いしばって学校へと通い続けた。温室くんは小学校を卒業すると、私立中学校へと進んだ。幼稚園から大学までエスカレーター式で進学できる学校らしい。一方、自然物くんは地元の公立中学校へと進み、温室くんとはここで離れることとなった。中学校へと進んだ自然物くんには新しい素敵な出会いもあったが、残念なことにその逆もあった。成長の遅かった自然物くんは中学校で「チビ」と呼ばれ、また違う同級生らに虐められた。でも、自然物くんは小学校での虐めに我慢しただけあって、ここでも何とか我慢して学校へと通い続けた。そして受験勉強もしっかりして、地元の公立高校へと進んだ。高校では中学校時代の顔がかなり減った。また新しい素敵な出会いもあったが、やはりその逆もあった。その内容は小学校や中学校の時よりもさらにエスカレートしたものだったが、ここでも自然物くんは耐え抜いた。そして、自然物くんは悩み続けながらも、常に前向きに色々な物を見たり、聞いたり、触れたり、考えたり、とにかく行動した。その溢(あふ)れる好奇心が虐めに対抗する気力を彼に与え続けたのかもしれない。その後、温室くんは難無(なんな)く大学を卒業し、コネで有名企業へと入社した。一方、自然物くんは何とか大学を卒業し、温室くんと同じ年に何とか社会へ出ることができた。

その後の展開は予想できてしまうかもしれません。どういった結末にするかはあなた次第です。それぞれが持つ価値観や倫理観の違いによって、果たして十人十話となるのでしょうか。

Thursday, December 21, 2006

ひとりごとⅢ③
















今日の日経を見て、望みもしない日本沈没のシナリオへ、着実に向かっているのだと痛切に感じた。いったい、何に救いを求めれば良いのだろうか。

宗教か。

それとも、政治か。

『社会と宗教』 講談社
『改革政権準備完了 私に賭けてください』 光文社
『美しい国へ』 文藝春秋

されど私は本を読まず、事実のみを謳(うた)う新聞を読む。

そして自欲を抑え、理想の国を考える。

ガンダーラ。

Wednesday, December 20, 2006

ひとりごとⅢ②

今日の日経成長を考える~識者に聞く
増税先送りは高リスク-安倍晋三内閣は「成長なくして財政再建なし」を掲げています。「経済成長やイノベーション(技術革新)が重要だという点には全く異論はない。ただ、財政との関係で言うと、増税を先送りしても経済成長すれば財政再建できるという考え方は問題が多い。イノベーションが起こるかどうかを事前に予測するのは難しい」
「経済成長による財政再建を期待することは『財政赤字ギャンブル』と呼ばれる。子供名義の借金を返済するのに宝くじが当たれば子供に負担は残らないが、外れればさらに大きな負担を残す。すでに日本は世界で一番、将来世代が高いリスクを負わされる点で問題だ」
                     ~~~中略~~~
「日本も景気が好調ないまこそ増税を急ぐべきだ。時期を先送りするほど、消費税率の引き上げ幅は大きくなる。来年夏の参院選後から超党派で議論を始めるべっきー!(黒の全身タイツに白い骨の絵柄)」

どうだろうか。この記事を読んで、私なりに見えてくるものがある。先ず、この学者さんは今の内閣の基本路線を記事の冒頭で全肯定し、それ以降はこの記事を意味あるものとする為だろうか、数々の注文や意見をしてはいるものの、今の内閣が思い描いているとおり、消費税引き上げ議論の開始時期が来年夏の参院選後が妥当である、とこの記事を結んでいる。「増税先送りが高リスク」とタイトルを打っておきながら、何故(なにゆえ)に参院選後からなのか・・・。今の内閣は選挙の為に政策論議をやっているのか。現役から将来世代の国民生活を考えることよりも、選挙の方が大事なのか。記事の結びから言って、タウンミーティングのような「やらせ」のように思えてならない。
また、この学者さんが見ているものは、国民の苦しい生活でもない。国民の将来に対する不安でもない。きっと、将来の自分の椅子(いす)なのである。私にはそう思えてしまう。今の社会を歪(ゆが)めているのは倫理観に欠けた学者、政治家、官僚、企業の経営者らであろう。また、今の与党がここまで選挙の勝ちに拘(こだわ)るということは、何かとんでもない大きな物が、あの永田町・霞ヶ関一帯に隠れて存在しているのかもしれない。もしや、それはあのファンファン大佐の居る敵のアジトなのかもしれぬ(謎)

次回は「都庁前経由、国会議事堂前行き」「父と子のおとくライン」を予定しています。

Tuesday, December 19, 2006

ひとりごとⅢ①

昨日の日経、『麻生太郎外相が19日、自民党旧河野派を衣替えする形で「麻生派」を旗揚げする。これを機に「麻生派」とともに旧宮沢派(宏池会)の流れをくむ古賀、谷垣両派が再結集する「大宏池会」構想の行方が注目を浴びそうだ。三派内の有力者や中堅・若手が動き始めたが、主導権を握ろうとする思惑は様々。機運が高まるほど摩擦も激しくなりそうだ。』

政治家さんらは国会の運営に限らず、色々と大変なお仕事なんですね。お疲れさまでございます。私にとって政治というものは非常に難しく、解らないことばかりです。
ただ台本を棒読みなさってると思われる方もいれば、頭の中で語句と語句を繋げ、即時に文章化して話してらっしゃると思われる方もいる。どこでも十人十色なんですね。
右の道に行くのか、左の道に行くのか、それとも自分の道を行くのか、色で言えば何色なのか、はっきりさせた方が良いと思いますよ。男なら男らしくね(女性の方、ごめんなさい)。現代においては、そういった粋(いき)な、硬派なお方は居(お)らんのでしょうか。特に野党の民主党さん。今国会の終盤、誰だかの不信任案の件でも、最後は他の野党と足並みが揃っていなかったようですね。
さぁ~、あなたはどっち。

『民益論 われら官僚主導を排す』 
『マンガで読むびっくり仰天!年金浪費―「福祉」という名のブラックホールを塞げ!』
『政権交代のシナリオ 「新しい日本」をつくるために』 

次回は「出版社の色も十色」を予定しています。

六ちゃん 「飲まずにいられるかいっ!」「サワー買うてきてなぁ~!」
父ちゃん 「もう、父ちゃん寝る!」「会社四季報も買うてきてやぁ~!」・・・つづく
ひとりごとⅡ⑳

これも○○病なのでしょうか。

2005年 2月10日 1998~2002年にシンガポール駐在事務所に特派員として派遣されていた職員2名が契約カメラマンの報酬金額を水増ししてNHKに報告していた。総額は795万円に及ぶ。これを受けてNHKは職員2名に対する懲戒停職処分(国際放送・NHKワールド・ラジオ日本のチーフプロデューサーに対し停職6ヶ月、放送総局・解説委員主幹に対し停職3ヶ月)にすると共に、上司だった当時のバンコク支局長ら2人に減給、当時の報道局長ら5人に対しても厳重注意処分を行った。①

2005年 5月19日 
NHKはスタジオセットのCG作成に絡み、計約470万円の経費を着服したとして、番組制作局映像デザイナー部の職員(39)を26日付で懲戒免職処分にすると発表した。この職員はCG作成を外部に注文したように装い、4回に渡って委託料を着服した。内2回は元チーフプロデューサーの番組製作費詐欺などの一連の不祥事が明らかになったにもかかわらず続けていた。②

2005年 5月22日 
『プロジェクトX~挑戦者たち~』第171回(5月10日放送)の「ファイト!町工場に捧げる日本一の歌」で、取り上げられた大阪府立淀川工業高校の当時の状況について、事実に反する描写がされていた事がOB達からの指摘で発覚。NHKはコンテンツ掲載の一時保留、再放送の再検討を表明。その後視聴率が悪化したため番組自体も12月28日で打ち切りとなった。③

2005年11月 2日 銃刀法違反で逮捕されて罰金10万円の略式命令を受けた横浜放送局の職員(53)が出勤停止2日の懲戒処分を受け、直属の上司ら2人も厳重注意の処分を受けた。④

2005年11月15日 紀宮清子内親王と東京都の職員である黒田慶樹の結婚の模様を中継する際に宮内庁から自粛要請が出されていたヘリコプターによる空撮を実施したとして、その後の記者会見にてNHK記者2人が会場から閉め出される(NHKによる代表撮影は予定通り行われた)。⑤

2006年 4月11日 
報道局スポーツ報道センターのチーフプロデューサー(43)がカラ出張を約240回繰り返し約1,700万円を着服。NHKは、当初内部調査により発覚と発表したが、その後外部からの指摘であった事が判明。処分は懲戒免職。カラ出張の内11万円分について、詐欺と詐欺未遂で刑事告訴(6月13日)。⑥

2006年 4月25日 
番組制作局(当時)ベテランプロデューサーが総合テレビの番組『爆笑オンエアバトル』DVD化に絡み、4年間、制作会社から交際費として現金280万円を受け取る。所得として確定申告もしていなかった。処分は譴責処分(6月14日発令)。刑事告訴は無し。⑦

2006年 5月17日 横浜放送局の30代の男性職員が健康保険証の偽造や偽名を使用する事で、ホテルやスポーツクラブの割引サービスを不正利用。処分は停職4ヶ月。刑事告訴は無し。⑧

2006年 5月20日 富山放送局の放送局長(54)が富山市内のホームセンターで5,000円相当の商品を万引きしたことが10月になって発覚。NHKはこの局長を更迭し、停職3ヶ月の処分とした上で、この放送局長から出されていた退職願を受理した。⑨

2006年 5月26日 
山口放送局の放送局長(54)が出張旅費で不正な経理処理を行い約51万円(29件分)を着服。辞意を表明したが、NHKでは退職を認める前に報道局付に異動させ、事実関係の確認を行った。処分は停職1ヶ月。刑事告訴は無し。⑩

2006年 6月 2日 報道局副部長(47)が私的な会食の領収書を使って、計28回、約15万円を受領。業務上必要な専門家による勉強会に28回参加し、その参加費用であるというが、NHKは個人が特定されるという理由で、参加したとされる勉強会や会費については非公開。処分は減給処分(1日分の給与を半額にする)。刑事告訴は無し。⑪

2006年 6月 6日 
スポーツ報道センター管理職(当時)が2000年から2001年にかけて出張経費5件分約8万円を着服。処分は減給処分(1日分の給与を半額にする)。刑事告訴は無し。⑫

同日 スポーツ報道センター職員(当時)が2001年から2004年にかけて出張経費7件分約10万円を着服。処分は譴責処分。NHKによる緊急調査により、不適当な支出が約300件見つかった事が6月6日発表された。約260件分については非公表という事になる。⑬

2006年 6月16日 NHKエンタープライズは、今年2月、新宿歌舞伎町でドラマの撮影を行った際に、暴力団関係者に現金10万円を渡す。一部週刊誌に報じられた内容を元に、NHKが警察に調査を依頼。エグゼクティブプロデューサーを譴責処分。常務取締役とドラマ番組部長を訓告処分。⑭

2006年 6月23日 沖縄放送局の集金員が『NHK受信料拒否の論理』の著者である○☆△□について「現在、滞納分も含めて全て払っている」と嘘の説明をして、視聴者から金を騙し取ろうとした。NHKは、○☆が受信料を払っていない事を再確認し、受信料支払い拒否を続ける○☆に文書で謝罪した。なお○☆は自宅にテレビが有る事を著書の中で明言している。⑮

2006年 6月29日 受信料集金委託先の20代の集金員(当時)が4月中旬、集金した受信料を不正に詐取。5月中旬、退職後も、持ち出した個人情報を元に受信料名目で金を搾取。被害金額約5万円。詐欺罪による告発を検討中。⑯

2006年 7月21日 大阪放送局堺営業センターの男性地域スタッフ(40代)が自宅の私用パソコンにインストールされたファイル共有ソフトにより、個人情報223件を流出。規則に反して自宅にて個人情報を保管していた理由について、NHKは(地域スタッフが)業務利用のために持ち出したと発表。処分は不明。⑰

2006年 7月28日 NHKサービスセンター文化事業部の男性職員(38)が2000~2004年度にかけてNHK杯国際フィギュアスケート競技大会の当日入場券の売り上げなどを管理する口座から約370万円を着服。センター側は、売り上げ明細の提出を義務付けず、口座のチェックを行わない等、管理体制がずさんであったため、不正に気付かなかった。外部からの問い合わせにより発覚。処分は懲戒免職。刑事告訴を検討中。⑱

2006年11月22日 NHK報道局男性記者(31)は、10月28日未明、中野区中央で自転車を盗み、酒気帯びのまま運転していた所を警察に職務質問され発覚。書類送検される。処分は不明。⑲

2006年12月12日 制作局ディレクター 男性(46)が12月11日午後6時ごろ、渋谷区の路上で大麻を所持していた為逮捕。覚醒剤の所持も認める。処分は未定(12月13日現在)。⑳

2006年12月17日 ライツ・アーカイブスセンターアーカイブス部の男性職員(30)は、16日午後7時半ごろ、御茶ノ水―浅草橋駅間を走行中の普通電車内で、男子学生の臀部(でん部)を約3分間触った疑い。学生が同駅で取り押さえ、署員に引き渡した。酒は飲んでおらず、容疑を認めている。⑳+①


この2年の間に21件もの不祥事、これって本当のことなのでしょうか。今流行りのやらせなんじゃないか、と疑っている私もいます。もし、万が一、これらが全て本当なら、上の方は恥ずかしくないんでしょうか。これがもし民間企業ならば、引責辞任2回でも済まないでしょう。教育テレビなど、多くの子供さんも観ているだろうに。日本国民に限らず、日本に滞在されている諸外国の方々にはどう映っているのでしょうか。「美しい国、日本」だなんて・・・、まるで詭弁家(きべんか)の国。日本国という国はこんな国なのですか。今年の流行語に選ばれた「品格」という言葉とは、イスカンダルへ行くより遠いような気がしてなりません。お国の為にと尽力されている同士に対しても失礼と思いませんか。

Monday, December 18, 2006

ひとりごとⅡ⑲

甲状腺機能低下症の代表が橋本病です。甲状腺機能低下症は、バセドウ病と正反対で、甲状腺ホルモンの量が不足して、新陳代謝が低下し全てが老けていくような症状がみられます。無気力で頭の働きが鈍くなり、忘れっぽく、ひどくなると痴呆の原因の1つにもなります。寒がりで皮膚も乾燥してカサカサになったり、体全体がむくみ、髪も抜け、眠気がありボーッとして活動的でなくなります。橋本病も甲状腺臓器特異性自己免疫疾患の1つで、体質の変化により甲状腺を異物とみなして甲状腺に対する自己抗体(抗サイログロブリン抗体、抗マイクロゾーム抗体)ができます。この抗体が甲状腺を破壊していく為、徐々に甲状腺機能低下症になっていきます。しかし、甲状腺が腫大したり、のどの違和感を訴え橋本病と診断されても、すべての橋本病が甲状腺機能低下症を伴うわけではありません。約40%の人に機能異常があります。

橋本病の治療についてですが、甲状腺機能が正常であれば体に影響がなく自覚症状はないので薬は必要ありません。ただし、甲状腺腫がかなり大きい場合は、甲状腺ホルモン剤を服用すると腫れを小さくする事ができます。甲状腺機能低下症がある場合は、不足している量の甲状腺ホルモンを薬として服用します。しかし、単に足りない分を補充しているだけですので長期間の治療が必要となります。ですが、薬の効果がでれば、すべての症状は消失し日常生活は薬を服用しながら運動、仕事、妊娠、授乳など何でもできます。 なお最近、マスコミなどでヨードが体に大変良いと宣伝され、根昆布などの健康食品も流行しています。ヨードを多く含む昆布は、一部の人や橋本病の人には甲状腺機能低下を助長させるので、普通以上に食べない方が良いです。

▲橋本病の症状▼
○甲状腺腫大~慢性甲状腺炎のため、硬く腫れてくる場合が多いです。
○甲状腺機能が正常の場合~甲状腺ホルモンが正常値内にあるので身体に影響はありません。その為、自覚症状は全くありません。甲状腺腫が大きい人は、たまに喉の圧迫感や違和感を訴える人がいます。
○甲状腺機能が低下になると~必要量の甲状腺ホルモンが作りきれない為に、全身の新陳代謝が悪くなり、以下のような様々な症状が現れます。 

全身症状-----寒がり、疲れやすい、動作が鈍い、体重増加、声かれ、低音 
体温-------低体温 
顔つき、首----むくみ、甲状腺腫大、のどの違和感、ボーッとしたような顔 
神経、精神症状物-忘れ、無気力、眠たい、ボーッとしている  
循環器症状----徐脈、息切れ、むくみ、心肥大 
消化器症状----食欲低下、舌が肥大、便秘 
皮膚-------汗がでない、皮膚乾燥、脱毛、眉が薄くなる、皮膚の蒼白 
筋骨症状-----脱力感、筋力低下、肩こり、筋肉の疲れ 
月経-------月経不順、月経過多 
血液値------コレステロール上昇、肝障害、貧血

しかし、様々な病気があるものです。もし、上記の症状に心当りのある方は早めの診察をお勧めします。その際、ちゃんと患者の目を見て話をする善良な医師かどうか見極めることも必要とされるかもしれません。今はこんな時代ですし、医師も一人の人間ですから。

人として・・・
今現在ご病気の方、どうぞご自愛ください。
ひとりごとⅡ⑱

毎日寒いですね。みなさん、お風邪など召(め)していませんか。私は壊死(えし)なのか、シモヤケなのか良く分からないのですが、とにかく足先が痒(かゆ)いんです。また、岸先生にでも診て貰おうかな。でも、「おいしゅうございます」の人ではありませんよ。親戚かな(謎)

さて、歴代の厚生大臣(厚生労働大臣)を見てみましょう。

1976年12月14日~ 渡辺美智雄-自由民主党--福田内閣
1977年11月28日~ 小沢辰男--自由民主党--福田内閣
1978年12月 7日~ 橋本龍太郎-自由民主党--第1次大平内閣
1979年11月 9日~ 野呂恭一--自由民主党--第2次大平内閣
1980年 7月17日~ 斎藤邦吉--自由民主党--鈴木(善)内閣
1980年 9月19日~ 園田直---自由民主党--鈴木(善)内閣
1981年 5月18日~ 村山達雄--自由民主党--鈴木(善)内閣
1981年11月30日~ 森下元晴--自由民主党--鈴木(善)内閣
1982年11月27日~ 林義郎---自由民主党--第1次中曽根内閣
1983年12月27日~ 渡部恒三--自由民主党--第2次中曽根内閣
1984年11月 1日~ 増岡博之--自由民主党--第2次中曽根内閣
1985年12月28日~ 今井勇---自由民主党--第2次中曽根内閣
1986年 7月22日~ 斎藤十朗--自由民主党--第3次中曽根内閣
1987年11月 6日~ 藤本孝雄--自由民主党--竹下内閣
1988年12月27日~ 小泉純一郎-自由民主党--竹下内閣
1989年 6月 3日~ 小泉純一郎-自由民主党--宇野内閣
1989年 8月10日~ 戸井田三郎-自由民主党--第1次海部内閣
1990年 2月28日~ 津島雄二--自由民主党--第2次海部内閣
1990年12月29日~ 下条進一郎-自由民主党--第2次海部内閣
1991年11月 5日~ 山下徳夫--自由民主党--宮澤内閣
1992年12月12日~ 丹羽雄哉--自由民主党--宮澤内閣
1993年 8月 9日~ 大内啓伍--民社党----細川内閣
1994年 4月28日~ 羽田孜---新生党----羽田内閣(首相が臨時代理)
1994年 4月28日~ 大内啓伍--民社党----羽田内閣
1994年 6月30日~ 井出正一--新党さきがけ‐-村山内閣
1995年 8月 8日~ 森井忠良--日本社会党--村山内閣
1996年 1月11日~ ---新党さきがけ‐-第1次橋本内閣
1996年11月 7日~ 小泉純一郎-自由民主党--第2次橋本内閣
1998年 7月29日~ 宮下創平--自由民主党--小渕内閣
1999年10月 5日~ 丹羽雄哉--自由民主党--小渕内閣
2000年 4月 5日~ 丹羽雄哉--自由民主党--第1次森内閣
2000年 7月 4日~ 津島雄二--自由民主党--第2次森内閣
2000年12月 5日~ 坂口力---公明党----第2次森内閣 (労働大臣兼任)

            (これより厚生労働大臣) 
2001年 1月 6日~ 坂口力---公明党----第2次森改造内閣
2001年 4月26日~ 坂口力---公明党----第1次小泉内閣~第2次改造内閣

2003年11月19日~ 坂口力---公明党----第2次小泉内閣
2004年 9月27日~ 尾辻秀久--自由民主党--第2次小泉改造内閣
2005年 9月21日~ 尾辻秀久--自由民主党--第3次小泉内閣
2005年10月31日~ 川崎二郎--自由民主党--第3次小泉改造内閣
2006年 9月26日~ 柳澤伯夫--自由民主党--安倍内閣

Sunday, December 17, 2006

ひとりごとⅡ⑰

サリドマイド事件~サリドマイドは「安全な」睡眠薬として開発・販売されたが、妊娠初期の妊婦が用いた場合に催奇形性があり、四肢の全部あるいは一部が短いなどの独特の奇形をもつ新生児が多数生じた。日本においては、諸外国が回収した後も販売が続けられ、この約半年の遅れの間に被害児の半分が出生したと推定されている。大日本製薬と厚生省は、西ドイツでの警告や回収措置を無視してこの危険な薬を漫然と売り続けた。米国のFDAが認可せず、治験段階の約10人の被害者に留めたこととは対照的な結果となった。戦後の薬害の原点となる事件である。
日本では、大日本製薬が独自の製法を開発し、1958年1月20日に「イソミン」の名称で販売を開始、1959年8月22日には胃腸薬「プロバンM」に配合して市販した。東京の都立築地産院では1959年から1961年までに3例のフォコメリア児の出産が報告されるなど、全国で被害が生じたが、大日本製薬は当時西ドイツに研究員を派遣するなどして情報を入手していたにもかかわらずこれを無視し販売を続けた。また厚生省も1962年2月に亜細亜製薬のサリドマイド剤「パングル」を認可するなど、世界の大勢を全く無視し続けた。
1962年5月17日に大日本製薬がイソミンとプロバンMの出荷停止を、24日にはサリドマイド剤メーカー5社がそれぞれの製品の出荷停止を厚生省に申し入れた。その9月13日にようやく大日本製薬などが販売停止・回収に踏み切った(しかしその後も回収されないサリドマイド剤が市中で販売されていた)。厚生省は翌14日、サリドマイドの被害調査を東大・森山教授に依頼した。
被害者は、1962年年末までに広島・京都などでイソミンの販売と製造許可に対し法務局に人権侵害で訴えたが、翌5月13日、法務省人権擁護局は「侵害の事実なし」と結論。1963年6月28日に大日本製薬を被告として最初の損害賠償請求が名古屋地裁に提訴された。
1974年10月13日、全国サリドマイド訴訟統一原告団と国及び大日本製薬との間で和解の確認書を調印、続いて26日には東京地裁で和解が成立した。以後、11月12日までの間に、全国8地裁で順次和解が成立した。

無論、薬害事件はこれだけではない。血友病患者に対する薬害も記憶に新しい。

私は小学生か中学生の頃、近くの本屋さんで公害に関するある1冊の本を買って読みました。さすがに詳しい内容までは忘れましたが、そこにはイタイイタイ病や水俣病、四日市ぜんそくなど様々な公害について書かれていました。これらの公害は全てと言って良いほど人間の工業生産によるものでした。有機水銀などの有毒物質を河や海に垂れ流しにしていたのです。そして、人間のそういった行為は理科でいう食物連鎖を経(へ)て、生物濃縮により数万倍の毒物となって我々人間を襲ったのです。その悲劇の要因は前述の高度経済成長期における工業生産と、その調査、管理・監督、指導等を怠(おこた)った行政にあります。結果、とんでもない数の方々が苦しみながら亡くなっていき、また、今現在でも苦しみ続けている方々がいらっしゃるそうです。
物事にはプラス面(+、陽)とマイナス面(-、陰)があります。このプラス面には誰でも飛びつくことでしょう。特に欲深き者ら。しかし、その欲が深いばっかりにそのマイナス面を見ない、若しくは見て見ぬ振りでいるから、暗黒面へと堕(お)ちてしまうのではないか。十人十色。しかし、欲は個々に自制しましょう。そうでないと苦しみや悲しみはこの世から無くなりません。逆に増えるばかりですからね。
ふむ、何事もバランスのようだ。

次回は「橋本病1」を予定しています。

Saturday, December 16, 2006

ひとりごとⅡ⑯

今回は社会のお勉強です。国のお役人さん達のお仕事には色々と種類があるようですが、普段、私たちの毎日の生活にどう関わっているのか見ていくことにしましょう。もし、読めない字や解らない字があったら辞書で調べましょう。それも学ぶということです。

厚生労働省(こうせいろうどうしょう)は、日本の中央省庁のひとつ。社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進、並びに労働条件その他の労働者の働く環境の整備及び職業の確保を図ることを任務とする。2001年(平成13年)1月の中央省庁再編により、厚生省と労働省を統合して誕生した。医療健康福祉年金や、労働雇用といった分野を職掌(しょくしょう)※1とする。
※1職掌:受け持つつとめ。役目。

内部部局大臣官房
統計情報部
医政局
健康局
医薬食品局 - 医薬品・医療機器等の承認審査や安全対策、薬物乱用対策などを所管。
食品安全部 - 食品安全、健康食品などについての事務のほか、検疫所を所管。
労働基準局
安全衛生部
労災補償部
勤労者生活部
職業安定局
高齢・障害者雇用対策部
職業能力開発局
雇用均等・児童家庭局
社会・援護局 - 生活保護制度や災害救援などの社会福祉、および中国残留邦人や戦没者遺族など           に対する援護を所管。
障害保健福祉部
老健局 - 介護保険制度など高齢者の健康・福祉に係る事務を所管。
保険局 - 医療保険制度を所管。診療報酬や薬価の設定も行う。
年金局 - 公的年金制度及び企業年金制度を所管。
政策統括官2人(局長級分掌官)

どうでしょうか。私たちの暮らしとかなり密接していると思いませんか。苦しみや悲しみ、多くの人々の様々な「思い」はここから端を発しているのかもしれません。

次回は「お代官様と越後屋」「歴代の厚生労働大臣」を予定しています。
家に着いたら うがいと手洗い 念入りに
ひとりごとⅡ⑮
















私は地図を見るのが好きなんです。嫌いなものは何がどうなったって嫌いですけど。
さて、地図に見入っていると、そこには発見があるのです。過去のことと、その発見が結び付き、それは何時しか疑惑へ、更には確信へと行き着くのです。何かを調べるとき、視察が重要かと思いますが、視察の前の下調べがその視察の成果をさらに向上させるのだと思います。
上の画像は、私が若かりし頃にビール売りのアルバイトをしていた神宮球場の周辺地図です。当時、未だ同級生より体が二周り近く小さかった私は麒麟さんの計らいで2ダースのところを1ダースにして貰いました。その節は本当にありがとうございました(遅)千駄ヶ谷の駅から国立競技場の前を通ってテクテクと歩きました。この地図を眺めながら、そんな当時を振り返ったのです。そうしたら、見えてきたのです。見えてきてしまったのです。全て勘違いならば、どんなに楽か・・・。とにかく地図を見ることはお奨めです。特に学校の周辺とか。それも、ネット上のではなくね。

あ~寒気がするゞ(>д<)
だって、本当にしつこいんだもの・・・ 

Friday, December 15, 2006

ひとりごとⅡ⑭

いよいよクリスマスが近づいて来ましたね^^ (アタシには関係ないけど)
♪恋人がサンタクロース♪の曲が流れてきませんか?
そう、「わだすをスギーに連れでって」
あれはホイチョイプロダクションさんの映画でしたかね。
「彼女が水着にきがえたら」や「波平の胸で抱きしめて」(ちょっと違うか)も確かそうだったと思います。そのホイチョイさんは成蹊学園の卒業生メンバーだとかで、だとしたらやはり流石です。きっと、創造性を育(はぐく)む立派な教育を実施しているのでしょうね。アタシの記憶が確かならば、あの学園は◆◆◆グループとも関係が深いんです。違ったかな(汗)

前の晩に新宿の西口からトラックじゃなくて、バスに乗り込み、朝には白銀の世界。
♪どおして どおして ~~~♪

波平もとい、波と言えば関東地域では湘南でしょう。
今では埼玉県内から湘南の目と鼻の先まで1本の電車で行けるようになったんですね。乗ったことありますが、スピードもなかなか速い。

大宮~大船 → 湘南新宿ライン
山名氏重~菅原道真 → やらせライン
市内~県内市外~県外~国際~ケータイ → プラチナライン(おとくらしい)

早速にビデオでも借りてくるかな、サンドイッチで(照笑)
次回は「アタシ、家計が大変なの」を予定しています。ご期待ください。

Thursday, December 14, 2006

ひとりごとⅡ⑬

もう12月も半ば、本当に寒い時期となってまいりました。
温かみを感じられないのかな。
さて、今の季節を、今の世の中を色で言うなら何色なんでしょうか。
色相関(しきそうかん)といったものを昔に習ったと思います。
似だ色が隣にある丸いのです。

(緑)→(青)→(紫)→(赤)→(橙)→(黄)→(黄緑)→(緑)

そして、それぞれの色がそれぞれに持つ印象というのがあります。これは洋服であったり、インテリアであったり、料理においても大変大きな要素となっています。その色の印象の例ということで、下の3色を挙げてみました。まあ、印象の受け方にも個人差が多少なりともあると思いますが。

・・・・・(+)情熱(-)攻撃的、挑発的
・・・・・(+)平和(-)未熟、妬(ねた)み
・・・・・(+)冷静沈着(-)冷淡な、憂鬱(ゆううつ)な

青、それも濃い目の青は本当に冷たい印象を受けます。一概には言えませんが、こういった色を好む人などは恐らくそういった心の持ち主なのかもしれません。逆に冷静さを保つ為にということもありますが、第三者から見れば、やはり前者の方なのではないでしょうか。猫を被(かぶ)るといったことは世間一般的に溢(あふ)れていますから、良い印象の色だからって、その色の印象をそのまま鵜呑みにすることは危険かもしれません。

次回は「ライン(点と点が繋がった)」を予定しています。

この時期は長ネギの緑も使い風邪予防。

Tuesday, December 12, 2006

ひとりごとⅡ⑫

何だか、またNHKで不祥事があったようで、NHKディレクターが大麻所持により逮捕されたらしい。警察の調べでは、容疑者は11日午後5時45分頃、東京都渋谷区道玄坂2丁目の路上で、乾燥大麻7・1グラムを所持していて、1人で歩いていた容疑者に渋谷署員が職務質問した、とのことだが、どうなんでしょうね。人の多い渋谷の街中で、NHKの職員が職務質問なんかに引っ掛かるだろうか。よっぽどヨタヨタして歩いているとか、目立つモノを所持していない限りは有り得ないだろうと私は思う。また、NHKによると、容疑者は教育番組を担当していたが、体調不良を理由に9月から休職していて、NHKは「職員が逮捕されたことは誠に遺憾。事実関係を確認し、厳正に対処する」とコメントしたそうだ。このコメントも正にコピペじゃないか。不祥事がこれだけ続くってことは、トップ数人の交代では済まない根深い何かがあるのだろう。視聴者の監視の目がちゃんと行き届くようにした方が良いのではないだろうか。
フォローということではないのだが、NHKは教育チャンネルも含め、興味深い番組が民放と比べて格段に多いと思う。ただ、大河ドラマは個人的に微妙である。毎週楽しみにして観てらっしゃる方には失礼かもしれないが、実際、私は観ていない。今では映像技術もかなり向上しているだろうから、どうだろう、SFドラマとか。未来の話である。地方によりズレはあるかもしれないが、放送が日曜日の夜8時くらいからであれば、家族が揃って食事をしたあとに、子供さん、お父さん、お母さん、お爺ちゃん、お婆ちゃんと、家族揃って将来の日本や世界について語り合ったらどうだろうか。子供さんらの将来の夢が、私達が子供の頃に見たような、宇宙飛行士であったり、科学者であったりと、今よりも夢のあるものへと変わっていくのではないだろうか。そして、そういった子供達の夢が将来の日本の原動力になるのではないだろうか。醜い金や権力争いの為に、未来ある子供達の「夢の翼」を折らないでやって欲しい。お父さん、お母さん、お爺ちゃん、お婆ちゃん、そうは思いませんか?ゴチでも、ごっつぁんでも何でも良いからさ。でも、誤解だけはしないでね。そういう意味じゃないから。五戒はお好きなだけ(笑)

Monday, December 11, 2006

ひとりごとⅡ⑪

先週は競馬をやらなかったな。まあ、お金も無いしね。
何だか魅力がなくなった。今のジャイアンツと同じ風。
昔は熱かったのにね。4番サード・・・(大歓声)
こんな寒いときは温かいコタツにでも入って、本を読むのも良いかもしれない。
読めない字や意味の解らない言葉があったら辞書で調べてね。
そこで、パソコンを使い、本を検索してみた。

①あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します
②ヴァンパイア十字界 8
③空色海岸 1
④REC 6
⑤平19 初級シスアド試験対策テキスト
⑥テイルズオブエターニア キールの希望
⑦水底の光
⑧王子ロマンチカ

どうだろうか。でも、やはり私に本は似合わないから「TOP GUN」のビデオでも観ようかな。何回観てるんだろ。もう頭の中はあのサウンドトラックで一杯さ。帰りに薬局に寄って水虫薬でも買ってくるかな。無駄と分かっていてもね。
買物で思い出したが、スーパーで買物をした際、レジのバイトの男の子がつり銭を私の手のひらの上に置き損なって、下にばら撒(ま)いちゃったんだよね。近くの親切な買物客が拾うのを手伝ってくれた。当然に彼も拾ってくれたが、どうだろう、ちゃんと謝ってくれてたかな。謝ってたのかもしれないけど、私の目を見ていなかったし、誠意を込めていなかったことだけは確か。私はお客さん相手の仕事が長かったから、ほんとに頭はよく下げた。感謝の気持ちであったり、逆に謝罪の気持ちであったりと。普段、人の前を通り過ぎるときにだって、軽いお辞儀は欠かさないように心掛けている。日本人の大切な何かが失われてきているのではないだろうか。お笑いじゃないが、ここは欧米ではない。先祖様が守り続けてきた日本国である。

Saturday, December 09, 2006

ひとりごとⅡ⑩

今日の日経に、乳幼児手当の増額についての記事があった。少子化対策の一環とのことだが、どうだろう。一般家庭で言えば奥さんの役割であろう財務省が、この増額の仕方に異論を唱える。その通りなのかもしれない。ちょっと反れてるような気がする。戦時中、お腹にいる赤ん坊が男の子ではなく、女の子であって欲しいと思う母親の願い。それに似た部分も少なからず有るのではないだろうか。

寒い部屋の中で、布団と毛布に包(くる)まり、瞑想(めいそう)にふけっていたら、また思い出したことがあった。以前に、地の名士のことについて触れた覚えがある。それの続き。
あれは郡部(ぐんぶ)だったか、小山を上り、昔ながらの家がポツ~ンポツ~ンと立ち並ぶ、そんな町。きっと地の名士なのだろう。同じ名字の表札が何軒も続いていた。その内の一軒で、独り黙々と電子機器関連の仕事をしている男性とお逢いした。その家の中の雰囲気はというと、特に悪くはなかった。ここには何も潜(ひそ)んではいないと判断したが、私の仕事にならないだろうことも何となく解ってしまった(苦笑)でも、人の話を途中で折るのは失礼だというのもあったし、実際、なかなか有意義な話をして下さった。きっと、この方の価値観と私のそれとの間に大きな隔たりはないだろうと感じた。やはり、住人十色。お陰で足が痛くなった(笑)

私は基本的にメイド・イン・ジャパンだが、ドイツの製品は昔から好きである。ガッチリしていて、私の好きな「こだわり」を感じる。ワークシェアリングを取り入れた国でもある。ドイツに限らず欧州には、長い年月が流れているのにも拘(かかわ)らず、古き良き物が今も数多く存在し、周りの緑や河や山や空と一体となり、美しいハーモニーを奏(かな)でている。そんな素敵な世界、奥さんを連れてゆっくり旅してみてはいかがだろうか。

「虹を越えて・・・」


ひとりごとⅡ⑨

今日の日経で、うつ病患者が92万4,000人、6年のうちに倍増ですって!Σ(・ω・ノ)ノ
でも、まあ今のメディアの言うことだから、鵜呑みは危険ですけど・・・
鬱(うつ)かぁ・・・、この複雑な字体からして凹みますね。平成教育委員会でも書ける人なんて滅多に居ないんじゃないかな。しかし、鬱のつらさ、アタシも経験者だから解ります。何と言っても心の病ですから、水虫に水虫薬を塗るのとは訳が違う。鬱って、女性の更年期から来るものが今までは多かったんじゃないのかな。それがここで激増でしょ。これには何かあるのかな。自分が鬱になった頃のことを思い出すと、何だか周りの雰囲気が澱(よど)んでいたように思う。そのときの職場のT課長は他の同僚に言った、「お前もこの本を読め!」さて、何の本だったのだろう?イメージが今ひとつ・・・。そして、鬱になった私は医者に行くようにとTさんに勧められ、T線に乗って、駿河台にある健康保険センターへと足を運んだ。駅を下り、目的地に向かって歩いていると、またあの感覚・・・「ララァか?」(笑)そして、精神科医の診察を受けた。仕事上の悩みであるとか、家族の状況だとか、色々と話を聞いて貰い、その日は精神安定剤や入眠導入剤を処方して貰った。結局、その場所には2回通った訳だが、何ら効き目は無かった。その後、彼とは大学病院で再会した。別に頼んでもいないのに、わざわざ教授が看て下さると、それが彼だった。

世の中が不景気であったり、鬱とまでは行かないまでも気が落ち込んでいる時は、心から笑いたくなりますよね。私ならコメディのビデオを借りてきて、それを観て笑うかな。本当はお笑いや落語なんかが良いのだろうけど、周りに他人が居ると馬鹿笑いも気が引ける。一時だけでも崇高なお寺で禅を組み、瞑想(めいそう)にふけるのも良いかもしれません。また、教会で賛美歌を歌うのも素敵♪もし、そこで何かが見えてきたら、もう薬に頼る必要もなくなるかもしれません。医療費が下手に増えないように、要らん負担は捨てましょう。とにかく、まず、自分の心に勝つこと。それからです☆陽の光を一杯に浴びましょう。そして、季節を感じましょう。花や草木の生きる力に元気を貰いましょう。

順調?
それなら良かった(^ー^* )

Thursday, December 07, 2006

ひとりごとⅡ⑧

こんにちは、ひとりごとお兄さんのコーナーです♪
ええ、今日は脅迫(きょうはく)ではなくぅ~、FAX(ふぁっくす)を頂きました。
ありがとうございます(汗)
早速、紹介してみますね(笑顔)
普段あまり使われない言葉と思いますがぁ~、「とうかつ」というのがございます。
これを先ず変換で調べてみますとぉ~
「統括」と「統轄」の他に「頭括」、「等活」とあります。幾つもあるんですねぇ~
次に辞書で調べてみますとぉ~
先に出た「統括」と「統轄」の二つが載っていました。
何だか同じような言葉のように思えるのですがぁ~、そこでその意味を調べてみました。

統括・・・別々になっているいくつかのものを一つにまとめること。「各事務を━━する」
統轄・・・多くの人や組織を統一して管理すること。

この違いは果たして何なんでしょう。対象となる相手によって違ってくるものなのでしょうか。私達は普段、日本語を何気なく使っていますが、実は本当に奥が深くて難しいものなんですね。でも、焦らず一つ一つお勉強していきましょうねぇ~

話を戻しまして、後に出ました「統轄」の方なんですが、どうも企業などで働く人などをまとめて管理する、といった意味に使われているようですね。きっと現在では、様々な「統轄」の方法・手段があるのだと思います。企業の経営者が執(と)るその違いが、企業の業績に少なからず影響を及ぼすことは確かでしょう。働く従業員が心身ともに健康で、チームワークを大切にしながらも、個々の自分を存分に発揮し、活き生きと汗を流している企業は、一般消費者や取引先に止(とど)まらず、そこで働く従業員やその家族をも幸せへと導くことでしょう。優しい眼差(まなざ)しの笑顔が周りに溢れていたら素敵ですね。

次回は「企業のリストラとその後の新卒採用」を予定しています。

それでは、お元気でぇ~♪

Wednesday, December 06, 2006

ひとりごとⅡ⑦

「水資源問題は突き詰めれば発展途上国問題です。先進国では水不足にさらされても、技術力も資金力もあるので、対応できる。ひどい目に遭うのは貧しい途上国です」という新聞記事があった。これは今の日本で消費される食料の内、少なくとも半分近くを輸入に頼っているということを考慮に入れているのでしょうか。もしかしたら半分以上だったかもしれません。小麦や大豆、その他に植物性油脂の原料となるトウモロコシ(遺伝子組み換え含む)など、きっと未だ沢山あるはずなのです。その点についての記述も欲しかったような気がします。また、毎年のように飲料水の不足する地域が出ているかと思うとやはり心配です。だから、学者さんらは楽観的な考え方で安易に発表や運用をしないで欲しいと思います。

思いました、水の色はやはり水色が一番です。みなさんとも話したいな♪

Sunday, December 03, 2006

ひとりごとⅡ⑥

飛べ~ば飛ぶよな虫ですがぁ~♪
とまぁ~、別に気がおかしくなったわけではなく、これは生まれつきでありまして(笑)
何だか昔のテレビ番組を思い出しましてね。より変態と思われるかもしれませんが、今回はそこから攻めてみたいと思います。観てました^^現役女子高生がメインの「夕やけニャンニャン」と女子大生メインの「オールナイトフジ」、そのころはラジヲで「オールナイトニッポン」を聴いていましたね。受験勉強をしながら「ミスDJリクエストパレード」とか。そのDJさんの中にも女子大生さんが居らっしゃいました。そんな展開で、現在、問題となっている教育問題について調べてみました。男ゆえに通えなかった女子大では、どういった教育をしているのかなと興味を持ちまして。私が良いイメージを持つ女子大の中から、今回は3つの女子大を選びました。どのような綺麗に着飾った可愛い女性が居るのか、ということよりも、その学校がどういった教育理念や教育方針の下で、教育の現場に臨(のぞ)んでいるかということを、とりあえず活字で見ることによって知りたいと思ったのです。

@先見性をもつ自立した女性の育成~常に変化・激動する社会の中で、時代を先取りし、自立した女性を輩出する女子大学として130年の歴史と伝統をもっています。のびやかな感性と秘めた情熱、 堅実な行動力とリーダーシップをもち新しい時代を大胆に切り開く女性を育成しています。

@人間が調和的発達を遂げるには、狭く専門的であるよりも幅広くバランスのとれた知性や理性が必要であるという理念は全人教育として、中世から近世にかけての欧米の名門私立大学やカレッジに受け継がれています。校章の三つ葉が“身体、精神、霊魂”の調和的発達を表すように、○○○○○もまたリベラルアーツ&サイエンスを教育指針として掲げています。広い視野と健全な判断力を養い、先入観にとらわれない柔軟な創造力を培うことは、思考の幅を広げ学生各々の可能性を大きく広げることにつながります。リベラルアーツ&サイエンスは単に教養を身につけることでなく、自らが求めて、主体的に問題意識を持ち、問題提起にとどまらず、問題解決に向けての思考能力を身につけることにその目標があります。その礎を大学で身につけ、卒業後にその思考能力を実践することで、自己実現が達成できます。多方面における卒業生の活躍ぶりがその証ともいえます。「カレッジの生活を、考える力や行動のための意志力の発達の実験室とすることによって、自主・独立の思考力や健全な判断力に刺激を与えようとするのである」第伍代院長デフォレスト女史のこの言葉は今も○○○○○の根底に息づいています。

@☆☆☆☆☆☆☆の教育は、キリストの教えを根底におくものです。人間は一人ひとりが内に宝を秘めたかけがえのない存在ですが、その宝を見出し、その宝にふさわしい人間になることを手助けするのが本学の教育の基本です。専門知識や技能を身につけることはもちろん、各自の能力を最大限に生かせる人間になることを何よりも大切に考えています。本学の授業は、少人数制によるきめ細かい指導を基本としています。授業のなかで、お互いに意見を発表し、議論し合うことで、知性を磨き、友情を深めながら人間形成するという真の教育的環境が本学にはあります。本学のキャンパスは、樹齢を感じさせる木々に囲まれ、聖堂、学舎、図書館、管理棟などが、武蔵野の面影を残す自然と美しく調和しております。このような環境のなかで、良き師、良き友との交わりを通して、「生きる意味」を理屈ではなく、自らの体験として新しく発見できるのではないでしょうか。女子大学である本学は、女性の精神的・社会的自立という問題と真剣に向き合っています。専門的知識と技能を身につけた上に、幅広い視野と優しい眼差し、想像力と共感性とを持った女性を育成することこそ、☆☆☆☆☆☆☆が目指しているものなのです。

今、社会における女性の活用について語られていますが、私にはちょっと、そういった見方には失礼があると思っているのです。それは基本的に女性の方が勤勉で、特に主婦業とパートでもいい、仕事との両立に対し、悪戦苦闘して頑張っている方々の方が私は仕事ができると思うからなのです。もちろん、致命的に劣る面は実際ありますが、それでも磨けば、少なくとも心や目の力では必ず男に勝ると思うのです。なぜなら、女性が考えるのは、頭だけではなく・・・

人も十人十色、女子大も然り。それは自分だけで考えるのではなく、学校の先生方やご両親らとよく相談して決めるべきでしょう。決める材料として、どのような学生が集まっているのかを実際に視たり、その学校の卒業生が社会でどのような活躍をされているのかを観ることが大きいと思います。活躍の仕方にも色々あると思いますが、それについては先生方やご両親らの見る目に頼ることも必要でしょう。でも、最後に決めるのはあくまでも自分です。考え、悩んだことは決して無駄にはならないはずです。私は社会に出たあと、自分で決めて専門学校に通いました。その学生生活に良し悪しはあったかもしれませんが、たくさんの素敵な発見と出逢うことができました。学ぶ本当の意味や意義を理解できたなら、誰でも、幾つになっても伸びる。奥深く、幅広く、それぞれに。

Friday, December 01, 2006

ひとりごとⅡ⑤

今日、外を自転車で走っていたら、とある自動車が私の自転車にぶつかりそうになって、一瞬ヒヤッとしました。そんなで、その車のナンバープレートへと咄嗟に目が行きました。【1988】・・・この数字、何だかビビっと来たものだから、調べてみました。そうしたら、聞き覚えのある大きな事件があった年でした。

    【リクルート事件】

リクルート事件(りくるーとじけん)とは、値上がり確実であったリクルートコスモス(現 コスモスイニシア)社の未公開株を賄賂として受け取ったとして、政治家、官僚らが次々に逮捕されていくという、一大汚職事件。1988年6月18日、朝日新聞が『川崎市助役へ一億円利益供与疑惑』をスクープ報道し、その後、リクルートにより関連会社リクルート・コスモス(現 コスモスイニシア)社未公開株が、中曽根康弘、竹下登、宮沢喜一、安倍晋太郎、渡辺美智雄など大物政治家に、店頭公開前に譲渡していたことが相次いで発覚する。東京地検特捜部は、1989年、政界・文部省・労働省などの4ルートで江副浩正リクルート社元会長ら贈賄側と藤波孝生元官房長官ら収賄側計12人を起訴、全員の有罪が確定した。だが、政治家は自民党藤波議員、公明党池田克也議員が在宅起訴されただけで、中曽根や竹下をはじめ大物政治家は立件されなかった。これまでの疑獄事件と異なり、未公開株の譲渡対象が広範で職務権限との関連性が薄く、検察当局は大物政治家の立件ができなかった。しかし、ニューリーダー及びネオ・ニューリーダーと呼ばれる大物政治家が軒並み関わった事で、”リクルート・パージ”と呼ばれる謹慎を余儀なくされ、政界の世代交代を促した。(この事件が無かったら、党内事情からいって、安倍晋太郎が次期首相になった公算が高いという意見もある)また、事件以降「政治改革」が1990年代前半の最も重要な政治テーマとなり、小選挙区比例代表並立制を柱とする選挙制度改革・政党助成金制度等が導入されることになった。また、1989年7月の第15回参議院議員通常選挙にて、自民党は惨敗・過半数割れとなり、2006年現在に至るまで、単独過半数を回復していない(リクルート事件、消費税、宇野宗佑首相の女性問題の3点が主な原因と言われた)。リクルートとリクルートコスモス(現 コスモスイニシア)はこの事件でイメージが悪化、これにバブル崩壊が追い討ちをかけ、リクルートはダイエーに身売りされ、江副浩正はリクルートを追われることとなった。

▲リクルート事件関係議員を一部抜粋
竹下登首相、長谷川峻法相、宮沢喜一蔵相、小渕恵三官房長官、原田憲経企庁長官、小沢一郎官房副長官、安倍晋太郎幹事長、渡辺美智雄政調会長、愛野興一郎前経企庁長官、中曽根康弘元首相、橋本龍太郎元運輸相、梶山静六元自治相、森喜朗元文相、中島源太郎元文相、砂田重民元文相、塩川正十郎元文相、加藤六月元農水相、大野明元労相、栗原祐幸元労相、山口敏夫元労相、坂本三十次元労相、藤波孝生元官房長官、加藤紘一元防衛庁長官、渡辺秀央元官房副長官、原健三郎前衆院議長、浜田卓二郎代議士、伊吹文明代議士、愛知和男代議士、大坪健一郎代議士、有馬元治代議士、野田毅代議士、堀内光雄代議士、鈴木宗男代議士、尾形智矩代議士、椎名素夫代議士、志賀節代議士、藤田正明参院議長、遠藤政夫参院議員、倉田寛之参院議員、鈴木貞敏参院議員

文科相の方が結構いらっしゃるんですね。

続きまして、次回のひとりごとⅡ⑥は「ブリーダーズカップ」を予定しています。