ひとりごとⅢ②
今日の日経、成長を考える~識者に聞く~
増税先送りは高リスク-安倍晋三内閣は「成長なくして財政再建なし」を掲げています。「経済成長やイノベーション(技術革新)が重要だという点には全く異論はない。ただ、財政との関係で言うと、増税を先送りしても経済成長すれば財政再建できるという考え方は問題が多い。イノベーションが起こるかどうかを事前に予測するのは難しい」
「経済成長による財政再建を期待することは『財政赤字ギャンブル』と呼ばれる。子供名義の借金を返済するのに宝くじが当たれば子供に負担は残らないが、外れればさらに大きな負担を残す。すでに日本は世界で一番、将来世代が高いリスクを負わされる点で問題だ」
~~~中略~~~
「日本も景気が好調ないまこそ増税を急ぐべきだ。時期を先送りするほど、消費税率の引き上げ幅は大きくなる。来年夏の参院選後から超党派で議論を始めるべっきー!(黒の全身タイツに白い骨の絵柄)」
どうだろうか。この記事を読んで、私なりに見えてくるものがある。先ず、この学者さんは今の内閣の基本路線を記事の冒頭で全肯定し、それ以降はこの記事を意味あるものとする為だろうか、数々の注文や意見をしてはいるものの、今の内閣が思い描いているとおり、消費税引き上げ議論の開始時期が来年夏の参院選後が妥当である、とこの記事を結んでいる。「増税先送りが高リスク」とタイトルを打っておきながら、何故(なにゆえ)に参院選後からなのか・・・。今の内閣は選挙の為に政策論議をやっているのか。現役から将来世代の国民生活を考えることよりも、選挙の方が大事なのか。記事の結びから言って、タウンミーティングのような「やらせ」のように思えてならない。
また、この学者さんが見ているものは、国民の苦しい生活でもない。国民の将来に対する不安でもない。きっと、将来の自分の椅子(いす)なのである。私にはそう思えてしまう。今の社会を歪(ゆが)めているのは倫理観に欠けた学者、政治家、官僚、企業の経営者らであろう。また、今の与党がここまで選挙の勝ちに拘(こだわ)るということは、何かとんでもない大きな物が、あの永田町・霞ヶ関一帯に隠れて存在しているのかもしれない。もしや、それはあのファンファン大佐の居る敵のアジトなのかもしれぬ(謎)
次回は「都庁前経由、国会議事堂前行き」「父と子のおとくライン」を予定しています。
Wednesday, December 20, 2006
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