Tuesday, December 19, 2006

ひとりごとⅡ⑳

これも○○病なのでしょうか。

2005年 2月10日 1998~2002年にシンガポール駐在事務所に特派員として派遣されていた職員2名が契約カメラマンの報酬金額を水増ししてNHKに報告していた。総額は795万円に及ぶ。これを受けてNHKは職員2名に対する懲戒停職処分(国際放送・NHKワールド・ラジオ日本のチーフプロデューサーに対し停職6ヶ月、放送総局・解説委員主幹に対し停職3ヶ月)にすると共に、上司だった当時のバンコク支局長ら2人に減給、当時の報道局長ら5人に対しても厳重注意処分を行った。①

2005年 5月19日 
NHKはスタジオセットのCG作成に絡み、計約470万円の経費を着服したとして、番組制作局映像デザイナー部の職員(39)を26日付で懲戒免職処分にすると発表した。この職員はCG作成を外部に注文したように装い、4回に渡って委託料を着服した。内2回は元チーフプロデューサーの番組製作費詐欺などの一連の不祥事が明らかになったにもかかわらず続けていた。②

2005年 5月22日 
『プロジェクトX~挑戦者たち~』第171回(5月10日放送)の「ファイト!町工場に捧げる日本一の歌」で、取り上げられた大阪府立淀川工業高校の当時の状況について、事実に反する描写がされていた事がOB達からの指摘で発覚。NHKはコンテンツ掲載の一時保留、再放送の再検討を表明。その後視聴率が悪化したため番組自体も12月28日で打ち切りとなった。③

2005年11月 2日 銃刀法違反で逮捕されて罰金10万円の略式命令を受けた横浜放送局の職員(53)が出勤停止2日の懲戒処分を受け、直属の上司ら2人も厳重注意の処分を受けた。④

2005年11月15日 紀宮清子内親王と東京都の職員である黒田慶樹の結婚の模様を中継する際に宮内庁から自粛要請が出されていたヘリコプターによる空撮を実施したとして、その後の記者会見にてNHK記者2人が会場から閉め出される(NHKによる代表撮影は予定通り行われた)。⑤

2006年 4月11日 
報道局スポーツ報道センターのチーフプロデューサー(43)がカラ出張を約240回繰り返し約1,700万円を着服。NHKは、当初内部調査により発覚と発表したが、その後外部からの指摘であった事が判明。処分は懲戒免職。カラ出張の内11万円分について、詐欺と詐欺未遂で刑事告訴(6月13日)。⑥

2006年 4月25日 
番組制作局(当時)ベテランプロデューサーが総合テレビの番組『爆笑オンエアバトル』DVD化に絡み、4年間、制作会社から交際費として現金280万円を受け取る。所得として確定申告もしていなかった。処分は譴責処分(6月14日発令)。刑事告訴は無し。⑦

2006年 5月17日 横浜放送局の30代の男性職員が健康保険証の偽造や偽名を使用する事で、ホテルやスポーツクラブの割引サービスを不正利用。処分は停職4ヶ月。刑事告訴は無し。⑧

2006年 5月20日 富山放送局の放送局長(54)が富山市内のホームセンターで5,000円相当の商品を万引きしたことが10月になって発覚。NHKはこの局長を更迭し、停職3ヶ月の処分とした上で、この放送局長から出されていた退職願を受理した。⑨

2006年 5月26日 
山口放送局の放送局長(54)が出張旅費で不正な経理処理を行い約51万円(29件分)を着服。辞意を表明したが、NHKでは退職を認める前に報道局付に異動させ、事実関係の確認を行った。処分は停職1ヶ月。刑事告訴は無し。⑩

2006年 6月 2日 報道局副部長(47)が私的な会食の領収書を使って、計28回、約15万円を受領。業務上必要な専門家による勉強会に28回参加し、その参加費用であるというが、NHKは個人が特定されるという理由で、参加したとされる勉強会や会費については非公開。処分は減給処分(1日分の給与を半額にする)。刑事告訴は無し。⑪

2006年 6月 6日 
スポーツ報道センター管理職(当時)が2000年から2001年にかけて出張経費5件分約8万円を着服。処分は減給処分(1日分の給与を半額にする)。刑事告訴は無し。⑫

同日 スポーツ報道センター職員(当時)が2001年から2004年にかけて出張経費7件分約10万円を着服。処分は譴責処分。NHKによる緊急調査により、不適当な支出が約300件見つかった事が6月6日発表された。約260件分については非公表という事になる。⑬

2006年 6月16日 NHKエンタープライズは、今年2月、新宿歌舞伎町でドラマの撮影を行った際に、暴力団関係者に現金10万円を渡す。一部週刊誌に報じられた内容を元に、NHKが警察に調査を依頼。エグゼクティブプロデューサーを譴責処分。常務取締役とドラマ番組部長を訓告処分。⑭

2006年 6月23日 沖縄放送局の集金員が『NHK受信料拒否の論理』の著者である○☆△□について「現在、滞納分も含めて全て払っている」と嘘の説明をして、視聴者から金を騙し取ろうとした。NHKは、○☆が受信料を払っていない事を再確認し、受信料支払い拒否を続ける○☆に文書で謝罪した。なお○☆は自宅にテレビが有る事を著書の中で明言している。⑮

2006年 6月29日 受信料集金委託先の20代の集金員(当時)が4月中旬、集金した受信料を不正に詐取。5月中旬、退職後も、持ち出した個人情報を元に受信料名目で金を搾取。被害金額約5万円。詐欺罪による告発を検討中。⑯

2006年 7月21日 大阪放送局堺営業センターの男性地域スタッフ(40代)が自宅の私用パソコンにインストールされたファイル共有ソフトにより、個人情報223件を流出。規則に反して自宅にて個人情報を保管していた理由について、NHKは(地域スタッフが)業務利用のために持ち出したと発表。処分は不明。⑰

2006年 7月28日 NHKサービスセンター文化事業部の男性職員(38)が2000~2004年度にかけてNHK杯国際フィギュアスケート競技大会の当日入場券の売り上げなどを管理する口座から約370万円を着服。センター側は、売り上げ明細の提出を義務付けず、口座のチェックを行わない等、管理体制がずさんであったため、不正に気付かなかった。外部からの問い合わせにより発覚。処分は懲戒免職。刑事告訴を検討中。⑱

2006年11月22日 NHK報道局男性記者(31)は、10月28日未明、中野区中央で自転車を盗み、酒気帯びのまま運転していた所を警察に職務質問され発覚。書類送検される。処分は不明。⑲

2006年12月12日 制作局ディレクター 男性(46)が12月11日午後6時ごろ、渋谷区の路上で大麻を所持していた為逮捕。覚醒剤の所持も認める。処分は未定(12月13日現在)。⑳

2006年12月17日 ライツ・アーカイブスセンターアーカイブス部の男性職員(30)は、16日午後7時半ごろ、御茶ノ水―浅草橋駅間を走行中の普通電車内で、男子学生の臀部(でん部)を約3分間触った疑い。学生が同駅で取り押さえ、署員に引き渡した。酒は飲んでおらず、容疑を認めている。⑳+①


この2年の間に21件もの不祥事、これって本当のことなのでしょうか。今流行りのやらせなんじゃないか、と疑っている私もいます。もし、万が一、これらが全て本当なら、上の方は恥ずかしくないんでしょうか。これがもし民間企業ならば、引責辞任2回でも済まないでしょう。教育テレビなど、多くの子供さんも観ているだろうに。日本国民に限らず、日本に滞在されている諸外国の方々にはどう映っているのでしょうか。「美しい国、日本」だなんて・・・、まるで詭弁家(きべんか)の国。日本国という国はこんな国なのですか。今年の流行語に選ばれた「品格」という言葉とは、イスカンダルへ行くより遠いような気がしてなりません。お国の為にと尽力されている同士に対しても失礼と思いませんか。

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