システム障害の弁明も不可解
携帯会社C社の週末の対応を振り返ると疑問が残る。同社では「MNPのポートアウト(転出)に対する要求に応えることができず、受付を停止せざるを得なかった」と弁明しているが、その一方で新規契約の受付は継続し続けた。MNPに関する手続きも新規契約受付も同じシステムを利用しているという。もし、業界全体の混乱を避けようと思うなら、すべての受付業務を停止し、一刻も早く、MNP関連のシステム復旧に努めるべきではなかったのか。MNPでのユーザー流出を「システム障害」というかたちで阻止し、一方で新規契約者をとり続ける。このあたりの行動が、「わざとシステムを止めて、新規で数を稼いでいるのではないか?」と、他キャリアに疑いを持たせることにつながっている。
また、釈明会見では、MNPのポートアウトがシステムダウンの原因であるにも関わらず、「予想外割に人気が集中した」という理由にすり替えようとしていた。また釈明会見の場でありながら、料金値下げの発表をして、帳尻を合わせようとしたのも、マスコミの集中砲火を浴びる原因でもある。
港区の六本木や新橋近辺では今夏に来襲した台風13号の影響か、この時期にサクラが咲いているそうです。この連休までがこのサクラの見頃になるかもしれません。
Thursday, November 02, 2006
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