厚生年金の離婚時分割制度、1カ月で問い合わせ6,000件
社会保険庁が離婚時に厚生年金の分割制度によって相手からいくら分けてもらえるかを通知するサービスを10月から始めたところ、1カ月で来訪や電話など6,000件を超える相談があったことが分かった。窓口を訪れた人のうち約8割が女性だったという。受け付けを始めた10月2日から31日までの相談件数は6,283件。全国の社会保険事務所などを訪れた人が3,285人、電話が2,982件、文書が16件だった。実際に通知サービスを申し込んだのは1,355人。うち89%が女性で、これまで年金分割で不利な立場に置かれていた専業主婦の関心の高さをうかがわせる結果になった。分割制度は2007年4月以降の離婚から適用される。同制度は婚姻期間中の保険料を夫婦が共同で納めたとみなし、夫婦が別れた後に厚生年金を分け合う仕組み。お互いの口座に直接振り込まれるため、元夫が別れた妻に年金を分けないといったトラブルがなくなる。 (日経ネット 20:17)
理想の家族とは一体どういったものなのでしょうか。今では核家族が増え、学校が終わって家に帰っても、誰も家に居ないのが珍しくもない。私もそんなカギっ子だった。お馴染みのテレビアニメにサザエさんやちびまる子ちゃんがある。元気なお爺ちゃんお婆ちゃん、喧嘩もするが仲の良いお父さんお母さん、それと賑やかな兄弟姉妹、アニメ作家も理想の家族像をそんなところに置いているのではないだろうか。大人達がいつも子供達に目を配れる点や、逆に若い人達がお年寄りの様子を見たり、良い刺激を与えたりで、そういった大家族での生活は相互に得るものが多いのではないだろうか。また、可愛がってくれたお爺ちゃんお婆ちゃんもいずれ亡くなる。それは子供達にとって、学校では学ぶことのできない、大切な人の死、命の大切さを自然と学ぶことのできる貴重な場でもあるはずだ。
人にもよるのだろうが、結婚は一つの契約である。一緒に家庭を築き、あらゆる苦難も克服して互いに成長し合い、同じ目標に向かって二人で歩んでゆくのが理想的な結婚、夫婦の姿だと思う。森高千里さんの「私がおばさんになっても」の曲を思い出す。若い人もいずれ老いてヨボヨボになる。そうなる前に、というのもあるだろうが、お互い老いてゆく姿を見続けるといったのも素敵なことではないだろうか。
今回の年金分割に関しての問い合わせの多さは何を物語るのだろう。私はこれがご老人の孤独死や介護費、医療費の増加に繋がるのではないかと危惧する。また、お孫さんなど若い人達に対しても決して良い影響は与えないだろう。国や政府は現実をしっかり見つめつつも、あらゆるものに対して理想を追い求めるべきではないだろうか。国民一人ひとりの幸せと、国の平和と発展のために。
Monday, November 13, 2006
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