Saturday, October 14, 2006

デイリー杯2歳ステークス(GⅡ)

キャリアが浅い2歳馬のレースは難解である。このレースの過去の連対馬には後のGⅠで活躍する馬も何頭かいるものの、GⅡのわりには将来性が高いレースとは言えないようだ。
おそらく1番人気になるであろうオースミダイドウは前走の野路菊で1着、デビューから2連勝で◎が普通だろうが、ひねくれている私は違う。その走破時計とペースに疑問を持ったのである。その野路菊と同じ中京1800mの未勝利戦を勝ったスナークトモクンとマイネルソリストの走破時計が1.48.4と1.47.9、それに対しオースミダイドウは1.49.7である。武騎手がレースで逃げたら、後ろから突っつかないというのが暗黙の了解。スローのマイペースで距離適性を計ったのではないかと考える。しかしながら、いつものことでアッサリ勝たれてしまうことも十分に考えられ、また、オースミの冠と中尾正厩舎ということも考えて▲評価にする。
臭いのが牝馬のクラウンプリンセス、3戦目に1800mで勝ち上がり、その後の新潟2歳Sで5着。この5着もスタート良く、5番手から10番手に一旦下げて直線で追い込んできたもの。その上がり3ハロンは33.8、怪しくもあり、チグハグなレースであったことは否めないと個人的に思った。
注目するは外国産馬であるアルシアラート、新馬戦を勝ち上がったばかりの新鮮味と福永騎手から藤田騎手への乗り替わりに魅力を感じる。
あとは同じく新馬戦勝ち後のメイショウバルドル、アラハと前述のスナークトモクン。

アルシアラート
スナークトモクン
オースミダイドウ
クラウンプリンセス
メイショウバルドル
△アラハ
注ローレルゲレイロ

波乱もある2歳馬の重賞だけに今回は太字5頭の馬複BOXと押さえでオースミダイドウとローレルゲレイロの馬複。

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