ひとりごと⑰
「ゆうちょ銀」と「かんぽ生保」は民営化する際、絶対に上場させないといけないのでしょうか。私は証券会社での勤務経験も無く、また不勉強により良く知らないのですが、可能であれば非上場で良いのではないでしょうか。どうも上場と聞くと不安な気持ちになります。最近の金融業界や株式市場を見ていれば、私と同じように思われる方もいらっしゃると思います。上場すれば買収の可能性も出てくるでしょうし、何よりも株主の顔色ばかりを気にして利益追求だけに走ってしまうことの方が心配です。
メガバンクは採算の合わない店舗を閉鎖してきました。これは公的資金の早期返済ということも考えれば多少なりとも理解は可能かと思います。今後に期待してみましょう。しかし、地域密着型の他の金融機関さえもが合併などの事情はありつつも店舗を減らしています。高齢化が進む中で、特に過疎化も進む地方での金融サービスは低下の途を辿るばかりです。
そういった中で期待したいのが、昔ながらの「町の郵便局」。格好は決して良くないかもしれないが、温かみでは銀行より明らかに勝る。こう機械化が進んでくると、逆に人間味に惹かれたりもする。また、店舗数についてもこれに勝るものはない。すべてではないものの、離島にまであったりする。だから、その土地の自治体や地盤企業、取扱商品などで業務提携する企業等の力で、安定した金融サービスを今まで通り日本中に展開できないものだろうか。
Friday, October 06, 2006
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