Sunday, October 29, 2006

『ブランド』や『のれん』は一夜にしてできぬ

携帯電話の番号継続制度開始後初めての週末となる28日、C社の変更手続きのシステムが停止し、他社への乗り換えと、他社からの乗り換えができなくなった。C社によると利用者の管理システムでトラブルが発生、午後5時45分に受け付けを停止した。番号継続制の手続きだけでなく、既存顧客の機種変更や料金変更など登録や料金に関するすべての手続きができなくなったという。「予想以上の申し込みがあり、システムが処理しきれなくなった。29日は通常通り受け付けする」(広報部)と説明している。番号継続制の手続きは、現在使っている携帯会社に申請した後に、乗り換え先の店頭で新規契約する仕組み。通常なら30分程度で完了する。A社とB社がC社からの乗り換え顧客を受け入れる場合、C社側に顧客情報を照合する必要がある。A社とB社の関係者は「昼ごろからC社のシステム照合に時間がかかるようになり、顧客への対応ができなくなった」という。(日経ネット)

本当のところはどうなんでしょうね。これはC社からの流出を阻止する為の人為的なものともとれます。携帯電話はパソコンと同じように、個人情報など大事なものが詰まっています。そう考えると、絶対とは言えませんが、長く多くのユーザーに支持されている会社を選ぶのが自然であると思います。電話料金が安くなるのは結構なことですが、その裏で個人情報の流出などがあったら困ります。だから私は「ブランド」や「のれん」を守っていくことの大切さを解っているだろう会社を選びます。こんな私は選挙においても、視覚による候補者の表面的な部分だけでは決して選びません。その人やその企業の中身を如何なる方法で見るか、これだと思います。何事に対しても慎重な姿勢を崩さないことが今の日本社会においては必要でしょう。

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