ひとりごとⅣ④
税金(ぜいきん)とは果(は)たして何(なん)だろうか。
辞書(じしょ)で調(しら)べてみる。
ぜい-きん【税金】 国や地方公共団体(ちほう・こうきょう・だんたい)に、その運営費用(うんえい・ひよう)として住民(じゅうみん)が納(おさ)める金銭(きんせん)。租税(そぜい)として納める金銭。税。
しかし、今(いま)の社会(しゃかい)において、この税金が「国や地方公共団体の運営費用」にきっちりかっちり遣(つか)われているかというと、決(けっ)してそうであるとは言(い)えない。悲(かな)しいかな、言いようがない。遠(とお)い昔(むかし)の年貢(ねんぐ)と勘違(かんちが)いしているのではないか、とまで思(おも)えてしまう。
ねん-ぐ【年貢】 封建領主(ほうけん・りょうしゅ)が農民(のうみん)に課(か)した租税(そぜい)。平安末期荘園制(へいあん・まっき・しょうえんせい)に始(はじ)まり、米納(べいのう)が普通(ふつう)であったが、後(のち)には金納化(きんのうか)した。
記事(きじ)の表中(ひょうちゅう)にある税金の中で今回は所得税(しょとくぜい)・法人税(ほうじんぜい)・消費税(しょうひぜい)・個人住民税(こじん・じゅうみんぜい)に注目(ちゅうもく)してみたい。
しょとく-ぜい【所得税】 1年間の各人(かくじん)の所得(しょとく)に応(おう)じて一定(いってい)の割合(わりあい)で課(か)せられる直接税(ちょくせつぜい)。(かんたん)ひとりの人が1年の間(あいだ)に稼(かせ)いだお金に対(たい)してかかる税金(ぜいきん)。
ほうじん-ぜい【法人税】 営利(えいり)を目的(もくてき)とする会社(かいしゃ)やその他(た)の法人(ほうじん)の各事業年度(かく・じぎょう・ねんど)の所得に対して課せられる税。(かんたん)儲(もう)けることを目的とする企業(きぎょう)、会社が1年の間に儲けたお金に対してかかる税金。
しょうひ-ぜい【消費税】 物品(ぶっぴん)の消費(しょうひ)や受(う)けたサービスに対して課せられる税金。(かんたん)デパートやスーパーで買物(かいもの)をするときや、レストランで食事(しょくじ)をしたり、飛行機(ひこうき)や電車(でんしゃ)に乗(の)るときなどにかかる税金。100円のお菓子(かし)を1個買うと5円かかる。
こじん-じゅうみん-ぜい【個人住民税】 地方税(ちほうぜい)の一種(いっしゅ)。その区域(くいき)に住(す)み、所得(しょとく)のある者(もの)に課せられる税金。(かんたん)上の所得税と同じように計算(けいさん)される税金で、その人が住んでいる都道府県(とどうふけん)や市区町村(しくちょうそん)に払(はら)う。
一つの企業(きぎょう:会社のこと)には経営者(けいえいしゃ)と中間管理職(ちゅうかん・かんりしょく)と一般社員(いっぱん・しゃいん)もしくは契約社員(けいやく・しゃいん)や派遣社員(はけん・しゃいん)、パート・アルバイト社員がいます。
A 300(円)×10(人)+100(円)×40(人)+ 0(円)×50(人)= 7,000(円)
B 250(円)×10(人)+100(円)×40(人)+50(円)×50(人)= 9,000(円)
C 350(円)× 5(人)+100(円)×30(人)+50(円)×65(人)= 8,000(円)
ABC、どれが良いですか。
今回の標語 「鸚鵡心理狂」
「日本沈没まで、あと175日」
Sunday, January 28, 2007
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