Saturday, June 02, 2007

ひとりごとⅨ②

私の年金記録 大丈夫なの(?)
支払ったはずの公的年金保険料が納付記録に反映されていない納付記録漏れ問題が国会で取り上げられた5月以降、各地の社会保険事務所に「自分の年金記録はどうなっているのか」との問い合わせが殺到している。支給漏れの時効を撤廃する年金特例法案が1日未明、衆院を通過したが、受給者の不安は消えないままで、相談するまで2時間以上待たされる事務所もあった。(日本経済新聞)

年金法案、未明の衆院通過 審議1日で採決
社会保険庁改革関連法案と受給漏れ年金の時効を撤廃する年金時効特例法案は1日未明、衆院本会議で与党の賛成多数で可決された。野党は31日午後から柳沢厚生労働相の不信任案などを相次いで提出して抵抗したが、いずれも否決された。「宙に浮いた年金」問題と松岡利勝前農林水産相の自殺で窮地に立った与党は、ここにきて採決強行を繰り返し、1日には公務員制度改革関連法案の採決も強行する構え。異例の強引な国会運営に野党は反発を強めており、混乱は続きそうだ。

民主、社民両党などは桜田義孝衆院厚生労働委員長らの解任決議案、柳沢厚労相の不信任案を提出し、採決で共産党も同調した。両法案の採決では野党3党が反対、国民新党は退席した。この国会で与党は、衆院300議席以上の圧倒的多数を背に、安定した運営を続けてきた。国民投票法は民主党との共同修正を早々にあきらめ、単独で5月半ばに成立させた。当初は提出も危ぶまれていた教育3法案は、通常1年程度かかる文部科学省内の手続きを1カ月で終わらせ、18日に衆院を通過。会期内成立は確実な状況だ。

安倍首相が重視する社保庁改革法案も、同じ流れのはずだった。25日に衆院厚労委で採決を強行し、週明けにはすんなりと衆院通過させる想定だった。社保庁法案の審議中に浮かび上がった年金記録問題では、年金時効特例法制定の検討に入ったが、法案の国会提出は参院選後の臨時国会でいいという方針だった。

ところが、週末に激変する。各メディアの世論調査で内閣支持率が急落。あわてた安倍首相は27日、自民党の中川秀直幹事長に年金特例法案の今国会提出を指示。そこに松岡氏の自殺が飛び込み、さらに前のめりに。29日に同法案を急きょ提出し、委員会では30日に4時間審議しただけで採決を強行した。与党は参院本会議で両法案を審議入りさせ、6月中旬の成立をめざす。=以下略(asahi.com)

今週の注目の見出し 
安倍内閣を直撃した「松岡ショック」(You are shock!) 週刊新潮 6月7日号
「サボっていたわけじゃない」とうそぶく社保庁長官 週刊文春 6月7日号
  
「日本沈没まで、あと50日」

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