ひとりごとⅥ⑧
官邸主導へ役割見えず
安倍政権は26日、発足6ヶ月を迎える。日経平均株価は上昇し、経済運営では大きな波乱はないが、当初71%あった内閣支持率は郵政造反組の復党や閣僚の不明朗な政治資金処理などが響き、43%にまで落ち込んだ。安倍晋三首相は親しい面々を政府・与党の要職に起用したが、首相補佐官ら「チーム安倍」の役回りは相変わらずはっきりしない。政策決定で「官邸主導」は、なお手探り状態だ。=中略=首相は24日、政権6ヶ月をこう振り返った。「初めての試みなのでいろいろとありますが、だんだん板についてきているのかなと、私はそのように思います」 (3月25日 日経新聞)
── 落書きを消すためのペンキ塗りですか。でも、落書きの部分だけを塗っていてはムラができてしまい、綺麗に仕上がらないのではないでしょうか。職人の仕事を馬鹿にしているのですか。また、今になって地方行脚(ちほう・あんぎゃ)ですか。演出ばかり。
「音速の壁 突き抜ける気持ち」
「何とか離陸することはできた。だんだん巡航速度に移って、次には音速の壁を突き抜けていくという気持ちで頑張っていきたい」。政権発足から半年を迎える26日を前に安倍晋三首相は23日、首相官邸で記者団に政権運営に取り組む決意を飛行機に例えながらこう強調した。首相はこの半年間を振り返り「飛行機が飛び立って水平飛行、安定飛行にいくために一番エネルギーを消耗するのは離陸だ」とこれまでの苦労を吐露(とろ)。反省すべき点を問われると「常に反省だ。これはうまくいったということはなかなかない」と表情を引き締めた。
(3月24日 日経新聞)
── 音速の壁を突き抜ける速さというのは何を意味するのだろうか。先の防衛庁から「省」への昇格。そして、この国民投票法案。ここも与党単独による強行採決に踏み切り、その後の憲法改正まで一気に突き抜けるということなのでしょうか。その飛行機の点検や整備は十分なのですか。いざ着陸しようとしたら、車輪が出ないなんてことになるのではないですか。そのような危険な飛行機に安心して乗り込もうとする国民はまず居ないだろうと思います。そもそも今の憲法の何を変えたいのか。また、靖国参拝に行く行かないもはっきりと明言していない。
「右だけでは不安定」
自民党谷垣派の谷垣禎一会長は24日、長崎県佐々町で講演し、「右の方だけで安定した政治をするのは簡単ではない。右から真ん中くらいまでは集めないと安定した政治は作れない」と述べた。
(3月25日 日経新聞)
── やはり右でしたか。
右と創価学会とでは危険極まりない。
「日本沈没まで、あと118日」
Monday, March 26, 2007
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