Thursday, February 01, 2007

ひとりごとⅣ⑤

ここ一週間のうちの日経より、『成長の認識、すれ違い 利上げ観測 せめぎあい~政府の経済財政諮問会議(けいざいざいせいしもんかいぎ)は29日、成長力底上げに向けたマ クロ経済運営について協議した。会議には福井俊彦日銀総裁も出席。大田弘子経済財政担当相は記者会見で「基本的な認識は共有している」と政府・日銀の連携を強調したが、2月の追加利上げ観測をにらんだ緊張ものぞく。』

▽福井俊彦日銀総裁
一番望ましいのは、望ましい高さの実質成長を恒常的(こうじょうてき)に達成していくこと(略)。望ましい高さの名目成長率は結果的に決まってくる。
▽安倍晋三首相
潜在成長力(せんざいせいちょうりょく)を伸ばせば(名目成長が)3%を越えていくことは不可能ではない。
▽尾身幸次財務相
名目3%成長は世界経済と構造改革の両方がうまくいかなければ実現は難しい。
▽大田弘子経済財政担当相
名目も実質も両方大事だ。
▽中川秀直自民党幹事長
名目成長率も大事だ。給料などは名目でもらっている。

この5人の話、記事で取り上げている部分が短いのだが、これらの言葉に何を思うか。
金融畑の人の言うことはわかる・・・つもり、大抵(たいてい)。しかい、あとの人は何を言ってるのか、何が言いたいのか、何を主体に考えているのか残念ながら見えてこない。勉強や見識が足りないのか。知識詰込みオンリー(応用力は?)なのか。・・・、とにかく仕事がしづらそうである。

同じく日経、『財政再建・教育再生が上位 今国会の重要テーマ~日本経済新聞社が26日~28日に実施(じっし)した世論調査(よろんちょうさ)で、今国会で議論が深まることを期待するテーマは「財政再建」が17%で首位だった。次いで「教育再生」が15%、「厚生・共済年金の一元化」が11%の順。「政治とカネを巡(めぐ)る問題」も10%で4位となり、閣僚(かくりょう)らの不透明な事務所費計上などを受けて関心が高まっている。首相が憲法改正を7月の参院選の争点に掲(かか)げる意向を示したことに関しては「適切だ」と「適切ではない」がともに40%と賛否(さんぴ)が割れた。』

第一に「財政再建」を考えなければいけないのだろうと思う。その為には先ず歳出を減らすわけだが、そのためにはここであがった「政治とカネの問題」に決着を付けないといけない。下の議題を今国会で取り上げた政治家や政党こそ、この日本の国やそこに暮らす国民のことを本当に考えているのだと私は思う。

★政治資金を集めるために催(もよお)されるパーティーの全面禁止。
★企業献金等の迂回入金先である政治団体や後援会の全面廃止。
★日本にしかないという政党交付(助成)金の減額や全廃。
政教分離

今回のボヤッキー 塾禁止は賛成、おおむね」

「日本沈没まで、あと171日」

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