Wednesday, February 21, 2007

ひとりごとⅣ⑱

小沢代表、事務所費を公開 首相らに公開求める















『民主党の小沢代表は20日、資金管理団体「陸山会」の事務所費03~05年分の内訳や関係書類を公開した。資金管理団体による不動産取得を「財テクにつながる」とする与党の批判に対して、小沢氏個人が不動産を所有する権利を持たないことを陸山会と文書で確認済みだと説明。政界引退や死亡の際は不動産を処分するなどして後進の支援や国際交流に充てたい考えを示したうえで、安倍首相ら政府・与党側に事務所費の公開を求めた。』 (2007年02月20日21時03分 asahi.com)

── 日経の記事にある小沢氏が所有する不動産は、赤坂など都内にある事務所が9ヶ所、その他に地元の岩手・水沢、岩手・盛岡、宮城・仙台とあって計12ヶ所。これは幾らなんでも多過ぎる。これらは本当に政治のためのものなのか、と疑る方が至って普通だろう。そして、これらを見た上で知りたいと思ったのが、この12ヶ所もの事務所で働く秘書や事務員等の数と、この4億円もの「出」に対する「入」の金額とその内訳及びその入金経路である。つまりは決算書を見たいのだ。

政府・与党 閣僚らの公表応じず~政府・与党は民主党の小沢一郎代表の事務所費の詳細公表で、同様に多額の費用を計上した閣僚らへの風当たりが強まることを警戒している。小沢氏が求めた閣僚や与党幹部の事務所費の資料公表には応じない構えで、政治資金規正法の改正による公開義務付けにも慎重論が根強い。=中略=

安倍晋三首相は20日夜、小沢氏の資料公表について記者団に「数億円という異例の事務所費、不動産を個人名義にしていたことにかんがみ個人の判断で公表したんだろう」と指摘。閣僚らの資料公表に関しては「各党の協議で公開基準が決まれば全員公表するのは当然だ」と述べるにとどめた。

── 国民の政治に対する大きな関心の一つがこの「政治とカネ」だ。これから政治にまつわる資金の透明性を高めていく為にも、ここで国のトップである首相が率先して公表すべきではないか。ここでの首相のリーダーシップぶりを日本国民のみならず、海外メディアも注目していることだろう。

多額の事務所費を計上していた松岡利勝農相も記者団に「どういう基準でえ公表するのか各党、各会派で決めていただきたい」と語った。自民党の中川秀直幹事長は20日夕、小沢氏が公表した巨額の不動産取得費について、原資や使途が明確でないと指摘した。

── 政治資金収支報告書における支払総額の一番多いのが民主党の小沢代表、次が自民党の中川秀直幹事長である。きっと、国民の満足がゆく内容で公表されることでしょう。慶応クオリティとは如何に・・・

公明党の北側一雄幹事長も記者団に「資金管理団体でそもそも不動産を所有するというのは理解しがたい」と批判した。=以下略』 (2月21日 日経新聞)

── 日本国憲法に反していると思われる公明党(創価学会)の議員に、他の政党の議員を批判する資格がそもそもあるのだろうか。政党交付金を初めとする全政治資金の使途を明確に公表した上で、政教分離に反していない旨の説明責任を果たすべきである。

「日本沈没まで、あと151日」 

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