ひとりごとⅣ⑲
一昨日の日経、『政府・与党は冷ややか 「日銀に結果責任」~政府・与党は21日、日銀が7ヶ月ぶりに利上げを決めたことについて一様に冷ややかな認識を示した。表向きは日銀の独立性を尊重するという「筋論」が多いものの、景気に影響が出た場合の責任は日銀が一手に担うべきだという「押しつけ論」も聞こえる。7月の参院選をにらみ、早くも一段の金融引き締めをけん制する声が出るなど、なお両者の神経戦は続く。』
今回の利上げはちょっとおかしい、というのが私の率直な意見。利上げは間違っていないと思うが、その時期がもっと前であったのではないかと思っている。左の画像にある政府・与党幹部の発言を見れば、当時、日銀に対する政府側の圧力がかなりあったことは明白だ。この発言の中で、唯一まともと思えたのは財務相の発言である。無難な発言とも採れるが、この状況からの利上げは非常に難解である。そもそも、今の極めて異常な低金利を招いたのは、当時の無能な政治家らによるものである。政府は、特に首相は、輸出で大きな利益を上げている企業からの献金が目当てで、輸入する側のことや、内需を考えていない。
『内閣府の出席者は決定会合の採決前に「消費も足元が弱い。利上げを急ぐ局面ではない」と反対、採決後には「物価安定に向けた道筋について、しっかり説明責任を果たしてほしい」と日銀をけん制した。』
今の政府は日銀に対し干渉し過ぎだ。自らの政治資金の疑惑について説明責任を果たす方が先ではないか。
「日本沈没まで、あと148日」
Saturday, February 24, 2007
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment