衆院選 200X Over The Rainbow
福田首相選出、内閣始動・手堅さ優先、13閣僚再任
自民党の福田康夫総裁は25日、国会の首相指名選挙で第91代首相に選ばれた。組閣では官房長官に町村信孝前外相を起用。後任の外相には高村正彦前防衛相を横滑りさせ、防衛相に石破茂氏、文部科学相に渡海紀三朗氏を登用した。安倍前内閣からの閣僚交代は4人にとどめ、残る13閣僚は再任。参院で野党が過半数を占める「ねじれ国会」での攻防をにらみ、手堅さ優先の実務型布陣とした。福田内閣は26日午前、皇居での首相の親任式、閣僚の認証式を経て正式に発足する。政府・与党は福田首相の所信表明演説を10月1日とする方向で調整している。臨時国会の開会中という事情もあり、閣僚の入れ替えは最小限に抑えた。11月1日に期限を迎えるテロ対策特別措置法に代わる新法案の審議を控え、官房長官になった町村前外相の後任は高村前防衛相を横滑りさせた。新たに防衛相となる石破氏は小泉内閣で防衛庁長官を歴任し、安全保障政策に精通していることが決め手になった。(日本経済新聞)
安倍首相陳謝、辞任は健康悪化が要因・「表明の時期、最悪」
安倍晋三首相は24日、入院中の慶応大病院で記者会見した。辞任する理由について「この1カ月間、体調は悪化し続け、自らの意志を貫く基礎となる体力に限界を感じた」と語り、健康悪化が最大の要因だったことを明らかにした。「今後も1人の国会議員として力を尽くしていきたい」と政界引退は否定。次の衆院選にも出馬する意向を表明した。25日の内閣総辞職を決める閣議や衆院本会議での首相指名選挙には一時退院して出席する。首相が公の場に姿を見せたのは13日に入院してから初めて。首相は「所信表明演説の直後という最悪のタイミングになり、国政に支障をきたしたことを国民に深くおわびしたい」と陳謝した。(日本経済新聞)
Wednesday, September 26, 2007
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