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東京の目黒区でいよいよプラスチックごみの新たなリサイクルが始まります。これは来年10月からの区内全域での実施に先駆けて行われるモデル事業で、とりあえず区内20%の地域で来月の10月から始まるものです。プラスチックはご存知のとおり有限資源である石油から作られます。常時あらゆる製品に使われているプラスチックはゴミとされたとき、ペットボトルやトレイ以外は焼却されるか埋め立てられるというのが現状です。これから数十年、数百年とわれわれ人類がこの地球上で生きてゆくためには、この地球上の有限資源を今までのように浪費してゆくわけにはいきません。これは石油についてだけではありません。原子力で使われているウランやプルトニウムといったものも同様に考えねばなりません。石炭の次は石油、石油の次はウランやプルトニウムといったように次から次へと有限資源を使ってゆくとしたら、将来の地球は、われわれ人類の生活は一体どうなっているのでしょうか。
こういったモデル事業も市区町村の財政状況によって実施するしないといった議論さえされない所が多いそうです。この分野では北欧諸国が進んでいるそうですが、この日本という国は何をするにしてもやることが遅い。その最大の原因はお気づきの方も多いと思いますが、今の役立たずの政治家や官僚にほかなりません。末端の市区町村や消費者の方をいつも向いている企業はこれから何が求められるのか、何をしなければいけないのかと常に考えています。行政の今の取組み姿勢ではオリンピックの誘致など100年早いと思います。炊事、洗濯、掃除にゴミ出しと、実際に自分でやらないとそういったことが頭の中に浮かんでこないのではないでしょうか。そういった意味で家事をこなす女性、特に育児もこなす母親の力がこれからの社会には必要なのかもしれません。
Wednesday, September 05, 2007
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