ひとりごとΖΖ⑮
今、若者たちへ 君に伝えたい私の経験
キャノン会長 御手洗 冨士夫 さん
── 私が今の若い人たちに期待していることは、世界のさまざまな課題を解決し、日本のような豊かで安心して生活できる環境を世界中に広めてもらいたいということです。そのために自分は何ができるかをよく考えてみてください。 ──
── 海外からも尊敬され信頼される人とはしっかりとした文化や価値観を持っている人です。 ─ しかし、だからといって自分の価値観にこだわって、他の価値観を受け入れない人は「真の国際人」とはいえません。知識や教養として外国の文化や行動様式、生活感覚などを理解し、他の国に行けば、その国の人間として無理なく生きることができる人こそが「真の国際人」です。多様な文化や価値観を理解し、適切な行動ができるようになってほしいのです。私自身、30歳のときにアメリカに赴任し、23年間の駐在期間に日本とアメリカとの価値観や発想の違いに、ずいぶん驚かされました。文化や行動様式、生活様式の違いがわかって、現地の人々と言葉の真意をわかり合える本当の会話ができるようになりました。アメリカで経験したことが、私の人生にもっとも大きな影響を与え、人生観や行動の幅を広げてくれたと思っています。もうひとつ「真の国際人」として大切なものがあります。海外の優秀な人に会うと、共通したあることに気がつきます。それらは彼らがきちんとした「倫理観」を持っていることです。恐らく彼らの宗教的なバックボーンからくるものだと思います。日本にも「公徳心」という、それに似た価値観があります。「卑劣なことはしない」「弱いものいじめをしない」「困っているときは助けあう」といった精神は世界共通に持つべきものです。 ──
(以上、日本経済新聞記事より抜粋)
御手洗氏の参考人招致要求、野党方針
民主、共産、社民、国民新の野党4党の国会対策委員長は4日昼の会談で、衆参の予算委員会で御手洗冨士夫キヤノン会長(日本経団連会長)の参考人招致を求めていく方針を決めた。実態は派遣労働なのに請負契約を装う「偽装請負」問題などを巡る実態解明が目的。時期については今後、協議する。御手洗氏の参考人招致は民主などが先の通常国会でも求めていた。参院の与野党逆転で、実現の可能性が高まったことを背景に政府・与党に圧力をかける狙いだ。会談では政治とカネを巡る問題で辞任した遠藤武彦前農相の補助金不正受給問題を受け、税金の無駄遣い解明のための集中審議の開催を求めることも申し合わせた。(日本経済新聞)
2ch.スレ:http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1188909141/l50
Tuesday, September 04, 2007
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